ごめんね青春！☆ ~second~ (ページ7)

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平ちゃん先生の告白。ページ7

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へ、平ちゃん先生がミスター青春？！

くそっ、こっそり‘‘海老沢’’とか書いて投票した自分が恥ずかしすぎるぜ……！

…でも、確かに相応しいと思う。

共学クラスになれたのも、平ちゃん先生のおかげだし。

先生は初代ミスター青春の名に恥じないことをしてきたしね。

気づいた時には、みんな平ちゃんコールで…。

私も手拍子で合わせながら先生を見つめる。

先生は喜びもしなければ嬉しそうにも感じない顔でステージに向けて歩きだした。

どうしたんだろ、体調でも悪いのかな。

先生が完全にステージ中央に立つと

原「あの…皆さん、どうぞお静かに。」

いつも通りの笑顔で口を開く。

原「こんな素敵な賞をいただけるなんて思ってもみなかったです。……嬉しいです。」

嬉しそうには感じられないっすけどね。

原「でもね。せっかくだけど…先生、辞退します。」

…………！？

猿「えー？！なんでだよ平ちゃん！！」

みんなが猿と同意見だったと思う。

みんな混乱していた。

原「資格がないからです。」

すると途端に昭島が立ち上がる。

昭「昭島の方が相応しいって意味じゃね？！」

あほか。んなわけねぇだろ。

違うよー！という声があちこち飛び交う。

蜂「そこ静かにーー！！」

突然のブラックタイガーの発言に、みんなびっくり。

声量ハンパないからね…。

その後、蜂矢先生と平ちゃん先生はなにやらアイコンタクトをとると

蜂「ちゃかさないで。みんな真面目に聞こう。」

と、蜂矢先生が再び口を開いた。

なんか…すごい重い雰囲気。

原「先生は…ミスター青春どころか、教壇に立って君たちに授業する資格すらない。最低な人間なんです！」

…平ちゃんなに言ってるの。。

頭にはてなマークしか浮かんでこない。

平ちゃんは1歩前に出た。

原「今となっては信じられないけれど…東高と三女はつい最近まで犬猿の仲でした。」

うん、それはもちろんみんなが知ってること。

原「その不仲の原因となる、事件を起こしたのは……

他ならぬ私です。礼拝堂に放火したのは私です。

どうもすみませんでした…！」

突然の平ちゃんの告白に、みんな動揺しっぱなし。

私もすごく動揺してるし、共学クラスのみんなはすっかり言葉を失ってしまった。

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