ごめんね青春！☆ ~second~ (ページ4)

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青春祭スタート。ページ4

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京「天野！何やってんだよ、もう青春祭始まるぞ！」

人々から不審な目で見られつつも、ずっと横たわっていた私。

ビルの言葉に体を起こすと、もう準備は整っていた。

みんなはそれぞれの持ち場へ行ってしまったため、私は完全フリーなビルと行動することに。

……と、説明していたのもつかの間。

猿「俺の女に何してんじゃボケーーー！！」

みしまるくんに扮した猿こと古井が、西高の生徒に怒鳴り散らしていました。

京「みしまるくん、もういいから！」

ビルがどれだけ止めても、みしまるくんは暴走やめようとはしない。

短い足を伸ばして蹴りをいれる姿は、なんだかジワジワくるものが…。

京「もういいよ。天野、クイズ大会行こう。」

ビルに引きずられ、EASTギャラリーの駐車場へ。

すでに始まっていて、そこには苦戦しているいずみの姿があった。

昭「牛は牛ずれ、馬は馬ずれ…」

問題を聞いて、ボタンを早押しするいずみ。

だけど、東高の教頭の方が早かったみたい。

ささっと回答して、完全にこのイベントを楽しんでいる…。

昭「次の問題！やっくん、ふっくん、さかなクン、子だくさんは誰？！」

この問題も、教頭が正解。

……クイズ王・遠藤いずみに思わぬ強敵現る？！か。

そして、感心しているのもつかの間…！

『キャーーー！！！』

今度は校舎の中から凄まじい悲鳴が。

………あ！

こんなことしてる場合じゃない！

あと30分後には『相撲ミュージカルえんどう』が始まっちゃう。

良席を確保したいからもう行かないと。

そっとその場を離れ、EASTギャラリーの門に向かう。

先を見渡せば、救急車が次々と到着している。

え、なにごと？！？！？！

「え、ちょい、ビル、あれなにごと？！？」

京「うーーん、誰かぽっくりいってたりしてな。」

「なにそれ笑えない。」

なんか関わりたくないから、足早にEASTギャラリーを抜け出す。

そして無事に相撲ミュージカルの最前席をGETし、開演した。

い「ごっつぁんでーーす！」

うん、素晴らしいね。このミュージカルは。

その日の公演が閉演したあと、私はチョコバナナ大福を差し入れしておいた。

そんなこんなで青春祭1日目は終了。

明日はもっと青春できること間違いなしな気がするのは私だけかな？

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