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『お姉さんひとり？ってかレペゼンのAちゃん？』
駅の前の喫煙所でうずくまっていたところを声をかけられる。顔を上げるとそのまま手を引かれてどこかに連れていかれそうになった。
「ちょ、いやだ…！」
『いいじゃん！ちょっとだけ飲もうよ！』
「やだ…、離して…！」
反対の手を掴まれて、振り返ると立っていたのはヒカルだった。
ヒカル「…俺と待ち合わせしてたんですよ。」
ニコッと男に笑いかけるが、ヒカルの目は笑ってなかった。
「ヒカルくん…。」
ヒカル「行こ？」
こくりと頷いてヒカルに手を引かれたまま歩き出した。
時刻は0時を過ぎた頃だった。
ヒカル「まえっさんが向こうにおるんやけど…、こんな時間に一人で何してたん？」
「…や、別に。」
ヒカル「まあ、言いたくなかったらええで。遅いし送るわ。」
優しく笑ってAの頭を撫でた。知っている人に会えた安心感と先ほどの苛立ちが相まって、気づけばAは泣き出していた。
ヒカル「どーしたー…、とりあえずどっか入ろか。」
「だ、いじょぶ…っ、ごめ…、」
ヒカルの多忙さはAもよく知っていたので、手を振りほどいて走り出したところをまえっさんに捕まった。
まえっさん「Aちゃん？どしたん？」
ヒカル「明日予定昼からだし、こんな時間に泣いてる女の子一人放っておけんよ。」
ヒカルの家のすぐ近くだったこともあり、お邪魔することになった。
ヒカル「ちょっと落ち着いた？」
ホットココアを差し出して、Aの隣にヒカルが座る。
「…うん。ごめんね。」
ヒカル「そんなに謝らんでええんやで。困った時はお互い様やん。」
「ヒカルくん困ることあるの？」
ヒカル「んー、Aちゃんが悲しい顔しとるからちょっと困っとるかな。」
少しヒカルが戯けてみせると弱々しくもAは笑った。
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愛菜(プロフ) - こんにちは、愛菜と申します。お話楽しく拝見させて頂きました！！メンバーに溺愛されているﾋﾛｲﾝちゃん↑↑紆余曲折ありながら無事に帰ってきてくれて安心しました。スノボ話どうなるのかワクワクです！！！更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 16時) (
レス) id: e85f8e4afb (このIDを非表示/違反報告)
れむ - 更新再開楽しみに待ってました！！！めちゃくちゃ嬉しいです！更新頑張って下さい(^^) (2019年1月12日 11時) (レス) id: afbed7215f (このIDを非表示/違反報告)
わきた2円^∀^ - 始めから読ませてもらってます！とんでもなく面白いです！こんなに愛されてたら幸せですよね(笑)これからもがんばってくださいねぇー♪応援します！！！ (2018年12月14日 0時) (レス) id: 43136a3139 (このIDを非表示/違反報告)
たかはし - No,1から読んでます！めっちゃ面白いです！終わらないでほしいなぁ、、 (2018年11月4日 23時) (レス) id: 715a1e2f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sei | 作成日時：2018年10月18日 9時
