【レペゼン地球】新メンバーは妹系DJ No.2

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まるがそっとAの額にキスをする。昔からのお決まりの''おまじない''。


まる「はい、寝れるよ。」


「おやすみ、まるちゃん。」


まる「おやすみ。」



そのまままるの腕を枕代わりに胸に顔を埋めてAは眠った。

''おまじない''は良く効くのだ。



それから数時間後、バタバタと人の出入りする音がして目を覚ましたまるとA。



「帰ってきたー…？」


まる「…んー……、ねむい…。」



メンバー全員とてつもなく遅刻が多いグループだ。まるも例外ではなく寝起きは弱い。



脇「また一緒に寝とるんか！」


「…まるちゃん起きて。バレた。」


銀太「A！！！！！ただいま！！」


「銀太お酒臭い！いや！」


飛びつく銀太をまるが遮る。



ふぉい「Aちゃん、おかえりのちゅーは？あ、またまると寝てたん？」


「せんよ。あれ、社長は？」


脇「玄関で死んどる。」


玄関で倒れこむ社長をずるずるとふぉいが引っ張る。途中で面倒になったのかキッチン手前で放置。




「しゃちょ、水いる？」


社長「いる…、」


まる「Aもう起きるー？」


「今日はVAZ行く約束あるけん、起きるよ。」


まる「俺も行くー。」


「じゃ、支度しよ。」



そういえば、とAは気づいた。ふぉいにと脇にも、「また一緒に寝てるのか」と言われたことを。

誰にもバレてないつもりだったAは少し焦ったようにまるに耳打ちした。


「ね、まるちゃんと寝とるのみんなにバレとる…？」


まる「へーきよ。」


余裕のしたり顔のまる。みんなも気づいているが、Aが眠れないのは仕方がないから黙認していた。それに、''おまじない''のことも。


「おまじない、バレてないよね？」


まる「バレとらんよ。」


みんなの前でちゅっとAの額にキスをしたまる。


「ちょ、まるちゃん！」


まる「へーきへーき。''おまじない''やけん。」


Aの予想とは裏腹に他のメンバーは呆れた様子だった。


脇「まだおまじないとかやっとんのか。」


ふぉい「もう子供やないんだから、やめなさい。」


そう言いつつも本気で止める人はきっといない。''おまじない''の意味をみんな知っているからだ。

もう子供じゃないけど、昔からの''おまじない''をきっとまるはこの先もずっと続けるであろう。


＿＿＿＿＿



良い夢を。


今日も君の額に小さくキスを落とす。



永遠の友情の誓いと共に。

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