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ホテルに荷物をおいてしばし休憩。時刻は14時。イベントは18時開演だ。会場のすぐそばのホテルを用意してもらったので少なく見ても3時間以上空き時間がある。

キングサイズのベッドに飛び込むA。ふぉいとまるが続いて飛び込む。


「ひろい!」


まる「事務所のベッドはシングルやん、あれが狭いんよ(笑)」


ふぉい「でもこれでかくね?カリフォルニアキングってやつ?」


「カルフォルニア。強そう。」



17時に会場に集合と社長に言われたメンバーは各々好きなように過ごすことにした。しかしAを一人にすることは出来ないのでふぉいとまるは部屋に残った。



「銀太と脇くんは?あと、しゃちょ。」


まる「地元の友達が来とるらしい、会いに行ったよ。社長は打ち合わせだって。」


ふぉい「A、ちょっと寝とき。起こしたるから。」


「うん、ねむくなってきた。まるちゃん、」



ベッドにまるを手招いて布団に潜ると満足そうに目を閉じた。そこから数分後、スースーと穏やかな寝息が聞こえた。



ふぉい「あれやらんと?''おまじない''」


まる「強請られんときはやらん。」


ふぉい「あれずるいな、俺にもちょーだい。」


Aが起きないように少し離れて小声で話す。それでも遠くへは行かない。Aが目を覚ましたときに不安にならないように。



まる「だめ。俺のよ。お前だって、手にキスするやつ、なんなのあれ。」


ふぉい「あれは''お願い''があるときしかせんもん。」


まる「なに''お願い''って。」


ふぉい「お前の''おまじない''と似たよーなもんばい。」



ふぉいのAの掌にする''懇願のキス''。まるは知っていた。



ふぉい「銀太のあれはなんなの、瞼にチューしよるけん。」


まる「意味とか知らんでやっとると思うけど…。」

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はんな - この小説の脇くんがツボすぎます!溺愛主人公ちゃんこれからも楽しみにしてます!! (2018年10月9日 6時) (レス) id: 951e13eb70 (このIDを非表示/違反報告)
なーたぬ - もっといっぱい書いて欲しい!たのしみにしてるよー! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 6af0cea780 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - いきなりコメント失礼します!あの、MJ脇ではなくMGです、! (2018年10月4日 21時) (レス) id: e6c0596515 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一応言っておきます!MG脇です! (2018年10月4日 16時) (レス) id: 18cec1c29a (このIDを非表示/違反報告)
しろえび - ここのレペ小説の中で一番好きです!主人公ちゃんのキャラが無理しすぎない感じがすごく好きです!!!更新楽しみにしています! (2018年10月4日 0時) (レス) id: f125640495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2018年10月3日 16時

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