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その後、脇やふぉい、銀太が代わる代わるAのそばにいたが、御構い無しにAはファンとの交流を楽しんでいた。

手に持った酒が無くなれば、別のファンがまたAに飲み物を差し出した。



「これ美味しー!」


脇「なに飲んどると?」


次のゲストのステージが始まり、少し落ち着いてきたところでAはストローの刺さった長いグラスを手に楽しそうに笑っていた。



「わからん、アイスティーの味する。お酒じゃないみたい。」


脇「ひとくちちょーだい。…って、ロングアイランドアイスティーやん。レディーキラーやけん飲んだらだめなやつ。」


「れでぃーきらー?」


いわゆる、甘くて飲みやすいが度数の高いリキュールを使っているカクテルで、女の子を酔わせる為のお酒だ。



脇「…まあ知らなくていいけん。A強いから大丈夫だと思うけど、あんまり知らんお酒飲んだらだめよ?」


「大丈夫、酔ってないけん。」


ふぉい「いつもより顔赤いっちゃ。あんまり飲むなよ。」


「大丈夫!みんなこそ潰れないでよ、面倒見るの大変なんだから!」



福岡行きが決まってから心配そうにしているメンバーに気を遣わせないようにと気丈に振る舞っていたAだったが、身体は正直だ。いつもよりも早く回るお酒に少しほてった顔。

お酒が強い自負はあるので、まだ大丈夫だと思っていたが、少し甘かった。


飲み干して空になったグラスをカウンターに返しに行くとまた違う男に声をかけられ、バーテンダーに一杯カクテルを作ってもらった。

奢ってもらうということもありおすすめのカクテルを手渡されてゴクゴクと飲み込んだが、悪い予感が当たった。



「(ウィスキー入ってる気がする…。)」


気づいたときにはグラスの半分以上飲んでいて、顔は真っ赤。足取りも覚束なかった。



ふぉい「A具合悪いと?顔真っ赤やけん。」


心配そうにメンバーが囲むが、もうAは酔っ払っていた。



「いとほっ。」


残りの酒を一気に飲み干すと、ふぉいに飛びついた。

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はんな - この小説の脇くんがツボすぎます!溺愛主人公ちゃんこれからも楽しみにしてます!! (2018年10月9日 6時) (レス) id: 951e13eb70 (このIDを非表示/違反報告)
なーたぬ - もっといっぱい書いて欲しい!たのしみにしてるよー! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 6af0cea780 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - いきなりコメント失礼します!あの、MJ脇ではなくMGです、! (2018年10月4日 21時) (レス) id: e6c0596515 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一応言っておきます!MG脇です! (2018年10月4日 16時) (レス) id: 18cec1c29a (このIDを非表示/違反報告)
しろえび - ここのレペ小説の中で一番好きです!主人公ちゃんのキャラが無理しすぎない感じがすごく好きです!!!更新楽しみにしています! (2018年10月4日 0時) (レス) id: f125640495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2018年10月3日 16時

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