閑話 出会い プロローグ ページ2
洗濯物を干していると、ひゅう、と春の風が私の耳をかするように音を立てて通り過ぎた。
ここ最近、日もよく照り、暖かくなってきたが、朝方の風はまだ冬の面影を感じさせるものだった。
こう感じるのは、きっと私が他の人と比べると早く起床することが習慣になっているからだろう。
「こんな天気がいい日は、しのぶちゃんのところにでも行って、任務が来るまでゆっくりお話したいなぁ」
冬の名残を乗せた春の風が微かに吹く中、干したシーツの皺を伸ばしながら私はそう思った。
「そうとなれば、街で何か手土産を買ってから行こうかな!!!!!!!」
家を出る準備をしながら、何を買おうかと考えていた。
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柚木 岬 - リンゴさん» ありがとうございます!!!!!!!これからも見ていただければ幸いです!!!!!!! (2019年9月15日 18時) (レス) id: 7d9b2a2f36 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - ギャーーーーーーーー(汚い高音)最高です!頑張れ。 (2019年9月15日 9時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木 岬 | 作成日時:2019年9月14日 15時