あなたは誰と恋する？ ((短編集)) 2nd (ページ18)

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今日は別れを告げる当日
ウォヌの部屋でゆっくりした
そしていつも通り過ごしたつもり
夜に

『ウォヌちょっといい？』

「ん？」

『ごめんね起こして』

「いや、」

『あのさ、別れよ？』

「やだ。なんで」

そう言うウォヌは子供みたいで余計に涙が出そうになった

『だめ、別れよう』

「なんで？理由は？」

『明日になればわかるから』

「やだ、なんでだよ...何が悪いことした？なおすから」

『違うのウォヌ』

泣きそうな目で見つめられてつられて涙が出てしまった

「なんでAが泣くの」

『ごめんねウォヌ』

いろんな感情が混ざって何がなんだかわからない

「やだ、離したくない」

ウォヌはダダをこねる子供みたいだった

『本当にごめんねじゃあね』

と抱きしめて部屋を出た

ウォヌside

夜、深刻な顔の彼女に呼ばれた
最近少し様子が変な気がしたんだ
その時に言われたのが『別れよう』って

嫌だった、俺にはAだけしか見えてなかった
Aを失ったらどうすればいいか分からなかった
だからダダをこねる子供みたいになってしまった

カッコイイとかかっこ悪いとかどうでも良かった

明日わかると言ってたけど何を言ってるかさっぱりだった

嘘だよとか言って戻ってこないかなと願ったりもしたけどそんなことは現実にならなかった

次の日... (まだウォヌsaid)

起きたら昼だった

あぁ今日はミンギュとお昼から会う約束をしてたんだと思い出し
待ち合わせ場所に向かった

「わりぃ、遅れた」

MG「ヒョン、昨日Aヌナから聞いてますよね？」

「なんでお前が知ってんだ？」

MG「ヌナに頼まれたんですよ」