君じゃなきゃダメみたい。2 (ページ2)

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家に着いて、もう３時間くらい経ったかな。

私はと言うと帰ってくるなり
服も着替えず、ずっとソファでうずくまってる。

時刻を確認しようとスマホを開いたと同時に
着信音が鳴った。

画面には〝テヒョン”と表示されていた。

『…もしもし？』

TH『俺だけど』

『うん、どうしたの？』

TH『さっきエドナに忘れ物して取りに戻ったら
Aが体調不良で早退したって聞いたから…大丈夫か？』

心配そうに聞いてくるテヒョン。

嘘ついて早退した事が申し訳なくなってしまう。

『あ、うん。ちょっと体調悪かったけど
少し横になって休んでたらもう全然平気になったから大丈夫！
心配してくれてありがとう。』

TH『そう？何か声が元気じゃないな。何かあったか？』

鋭すぎないっ？？この人…！！

『え、そんな事ないよ！平気！！』

TH『ふ～ん、あ、そうだ。
俺、この後何も無いからご飯でも行くか。てか行くぞ。』

えぇぇぇ、強制やん←

TH『じゃ、この間と同じ店で待ってるからすぐ来いよ。』

そう言うと一方的に電話を切るテヒョン。

私は、電話を切って大きなため息をするけど

でも、実は嬉しかったりもする。

一人で居ると嫌な事ばかり考えてしまうから、

今は誰でもいいから話し相手が欲しかった。