[ユーリ!!!onICE]伝説とプリンセス

#17 ページ20

翌日、ショートを1位通過したユウリは南くんに宣戦布告されていた
それに対して何も言えなかった彼に、ヴィーチャは「他人のモチベーションもあげられない奴が自分のモチベーションなんてあげられるの？」と言い、彼のモチベーションを下げていた
不器用だなと思いつつも、南くんの演技の前にユウリが「南くん、がんばー！」と応援していたので、彼は彼なりにヴィーチャの言葉を受け止めたのだろう

そして訪れたユウリの番
ユウリのスケート人生を表現したフリープログラム
ジャンプの難易度を下げる指示をしたけれど、結局ユウリは当初のプログラムに戻してきた
表現力で点数はそこまでいっていないはずなのに、何故か彼の演技に引き込まれる
最後のジャンプでリンクサイドの壁に激突したもののフィニッシュ

ユウリは鼻血を垂らしながら、手を広げるヴィーチャの元に飛び込むと、華麗に避けられて少し可哀想だったが、いい笑顔だった
鼻血を拭いてやり、キスクラで点数を待つ

結果としてユウリは1位だった
表彰が終わり、ヴィーチャにお説教を食らうも、何かを見つけたようだ

これからが楽しみだと私は思う

それに、ジャンプでミスをしてもかなり演技構成点で点数を稼げていたので、私も安心だ



長谷津に帰り、ゆーとぴあかつきに帰ると皆がユウリの優勝祝いに駆けつけてくれた
ご褒美にカツ丼を食べ、ユウリは幸せそうだった

あ「やっぱりカツ丼はみんなで食べると美味しいね！」

ｳﾞｨ「うん！お祝いのカツ丼はより一層美味しいよ！」

勇「うぅぅーー。おいひー！」

「いっぱい食べんね！他にも用意してあるとよー！」

沢山の料理とカツ丼を食べながら歓談する

ｳﾞｨ「さぁ、明日からはまたグランプリシリーズに向けて特訓だ！
ユーリ、今日はゆっくり寝ておくれ。ただし、寝坊は厳禁ね！」

勇「はい！がんばります！」

あ「あと、今日カツ丼食べた分は明日からダイエット再開ってことで！
ランニングはロングバージョンで！」

勇「が、頑張ります…」

がっくりと項垂れるユウリをよそに、私達はまた歓談を続けた

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どうも、お久しぶりです。作者です。
まだ見てくださってる方がいらっしゃるか不明ですが一年ぶりですね。すみません！
また亀更新ですが多分続けると思います！確約できませんが！
現況報告だけすると、作者は社会人ですが４月から夜間大学行き始めました(言い訳)。
気が向いたらまた見に来てください！

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