No.05 YOKOSO!! ページ6
じろーちゃんに手を引かれ、会場に入る。
受験番号は比較的近くて、同じ試験会場にはなれなさそうだなぁと少し落胆。
《今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!》
プレマイが叫ぶ。これは……。
『よ、YOKOSO!』
ほんの小さな声で言う。だってシーンってなるのこっちがつらいもん！
面白さと同時にプレマイが不憫になっちゃうんだよ！
でも大声で言う度胸はありません。気持ちはめっちゃラウドボイスです。
ちらりとじろーちゃんの方を見る｡聞かれてたら恥ずかしい。
なんか、顔押さえて悶えてる…
じろーちゃん、もともと音楽系だから実はプレマイのファンなのかな？
どちらにしても聞かれてないみたいでよかった。
《oh!小声でサンキューな､女子リスナー!!》
へ、、、？
今の聞こえてたん…？どうして？周りが静かだったから？無理無理無理恥ずかしいむり死ぬ
てかプレマイに名前呼ばれちゃったよどうするよこれ!!!(呼ばれてない)
じろーちゃんにも聞こえてたのかな、いや、じろーちゃんはプレマイに夢中だったはず。きっとそう。そう思わないと私の情緒が。
《実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?》
《YEAHHHHHH!!!!!!》
もう言いません。認知されちゃったし。恥ずかしすぎて吐き気してきた。無理。
プレマイに認知されるって何？泣いていいやつ？絶対緊張感の足りないやつって思われた……。
《入試要項通り！リスナーにはこの後！10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!!》
《持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!》
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ロア - イイね！がんばれー!!!!!! (2022年9月14日 16時) (
レス) @page14 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
うにゃ猫(プロフ) - あの、えと2月から更新停止されてるので頑張ってください！応援くらいしか出来ませんが...更新楽しみに待ってます！ (2022年7月1日 4時) (レス) id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
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