No.11 人の心とかないんか ページ12
『……両親を、ご存じなんですか。』
「もちろんだとも。
史上最悪のヒーロー殺し、危険思想の夫婦
そんなことで有名になってほしくないかなぁ、娘的には！
まぁ娘っていう自覚もないんだけど。神様が勝手に設定しただけだし。なんでわざわざ犯罪者の娘を選ぶんだよチクショウ。
「シンザンか、俺でも知ってるけど、先生はなんで？」
エッ弔くんも知ってるくらいの有名人まじか。
「いや何、最初こそ手駒にしようと思ったんだがね。僕が唯一手駒にできなかった、いや、しなかった＿したくなかったというのが正解かな。彼らはそんな
交流はあったんだよ。一人娘ができたというのも聞いていたが、君がそうか。」
先生がどんな顔でこちらを見ているのかはわからないが、悪寒がした。超怖い。
Heyマイペアレンツ何してんの、HeyHeyラスボスとお知り合いマジか。
「うん、二人の瞳だ。両目に綺麗に継いだね。」
ひえ、オッドアイは両親の眼を継いだんですか、初めて知りました。うん、なんかエモくていいな。
「君の両親は稀に見る善人で、何よりもその在り方は美しかった。」
＿うんまぁ、善人は人殺したりはしないと思うけどね？
犯罪美学とかよくわからないんでカットしてほしいかも。
『……私は孤児院育ちで。
先生、の仰る両親の姿は覚えていないんです、だから、』
「そんなことは百も承知だよ。だから話しているんだ、君には彼らについてを知る権利がある。」
知りたいと思ってないんで説明を端折ってもらう権利ってないんですかね。
私は別に両親がどうこうじゃなくて、今の話がしたいんですよ。めっちゃ怖いんで今の流れ。
ここに住むことになっちゃってるんで。
「それで、彼らだが、君も知っての通りとは思うが、10年前にヒーローに殺された。
彼らも自身の死期を分かっていたのだろうね、君を施設に預けて、抵抗虚しくそのまま逝ったよ。」
先生人の心とかないんか。娘の前で生々しい話すんな、ここまで血生臭いよ。
＿いやまぁ人の心はないか、知ってた。
「本当は僕が君を託されていた。だが僕は断ったんだ、君を育てきる自信はなかった。」
あっぶねぇ！！！何してくれちゃってんの？？？？危うくラスボスに育てられるところだったじゃんこっわ！！！！！！
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ロア - イイね！がんばれー!!!!!! (2022年9月14日 16時) (
レス) @page14 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
うにゃ猫(プロフ) - あの、えと2月から更新停止されてるので頑張ってください！応援くらいしか出来ませんが...更新楽しみに待ってます！ (2022年7月1日 4時) (レス) id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
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