後日談�� ページ7
さとみside
『すとぷり裁判、被害者、ジェルくん！』
『はいはい！』
『またか……』
配信から漏れる諦めたようなるぅとの声。少し可哀想になりながら、コメント欄の需要の高さに失笑する。
『被害の内容を教えてください。』
『おけ、俺さ、るぅとの家泊まったんよ。ちょっと前。』
るぅとが体調を崩した日の話だ。うんうん、と頷きながら話の続きを促すと、予想だにしない言葉が続いた。
『んで、一緒に寝たんだよ。』
……
「はっ？」
思わず素っ頓狂な声を発してしまう。ね、寝た？一緒にって、なんだ？
『あーーえっと、一緒のベッドで寝たの。』
『ジェルくんもうその話やめない？』
なんのフォローにもならないジェルの言葉になーくんがストップを入れる。慌ててるぅとが変な意味じゃないよ！と付け加えた。
『添い寝！添い寝だから！』
……いやでも同じベッドで添い寝というのも……いや、もうここは突っ込まんでおこう。
なーくんが笑いを堪えられないように空気を発しながら“……で？”と話を催促する。
『んで、朝いきなりるぅとに突き飛ばされてベッドから落とされました』
『フフッ……それはあかんわるぅと〜』
『違う違う！僕の話も聞いて！？』
ころんの一言にるぅとがまたしても注釈を入れる。
『朝起きたらジェルくんの顔が鼻先くっつきそうなくらい近くにあって驚いちゃったの！だって抱きしめられてるんだよ！？』
一瞬時間が止まった。シン……とした空気が続いた後、なーくんが続ける。
『……いや、あの……もうどうフォローしたらいいのかわかんねえよ』
おそらく変な意味はない。いや、変な意味がないからこそるぅとが普通に口に出せたのだろう。やべえ。今こういう雰囲気を作るのはまずかった。ガチ感にコメント欄の視聴者が戸惑っている。
「他所でやれやおめぇら。」
とんでもねぇことに俺らを巻き込むんじゃねえと告げたところから結局はなあなあにすとぷり裁判が終わった。
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せいら(プロフ) - 律@ティアプリさん» ありがとうございます……！めちゃくちゃ励みになります……！頑張ります(*´∀`)♪ﾜｰｲ (2019年11月24日 23時) (
レス) id: c2535f97e6 (このIDを非表示/違反報告)
律@ティアプリ(プロフ) - めちゃめちゃ好みです…！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください(*´∀｀*) (2019年11月24日 20時) (レス) id: a2d31bad2e (このIDを非表示/違反報告)
せいら(プロフ) - ぱーぷるうさぎ。さん» うわああありがとうございます！小説書くのど初心者なので色々と手探りですがありがたいです…！頑張ります＼(^^)／ (2019年11月22日 21時) (レス) id: c2535f97e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷるうさぎ。 - この小説とても好きです！これからも頑張ってください (2019年11月22日 20時) (レス) id: 743cd17f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せいら | 作成日時：2019年11月20日 9時
