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テーブルの上のブルガリアのお菓子がスタッフによって回収されていく中、にのちゃんは反対側の肘掛にもたれかかって動かなくなった。
雅「おーい、にのちゃん生きてる？」
和「1日にこんなにたくさんお菓子食べたの初めて…」
雅「ははっそりゃそうだ」
和「もう〜お菓子嫌いになりそう」
雅「そんなこと言わないで〜スイーツ部として失格だよ！」
和「別に俺はスイーツ部入らなくてもいいです」
雅「えぇいいのかなぁ？今度は俺がにのちゃんに膝枕やってあげようと思ったのになぁ」
そう言うとにのちゃんはガバリと起き上がって俺の顔を見た。
和「は、はいります」
真剣な眼差しで俺のことを見てきたにのちゃんが可愛くて仕方がなくて、笑いが止まらなかった。
雅「もう〜にのちゃんほんとかわいい」
和「うるさい」
抱きしめていたクッションを勢いよく投げてきたから俺も反撃する。
そこからは枕投げならぬ、クッション投げ大会が始まった。
周りのスタッフさんが苦笑いしてみているのも気づかずに。
和「はぁー疲れた」
雅「はぁー面白かった」
二人して並んでソファにもたれかかる。
和「あ」
雅「…？」
和「お腹空いてきたかも」
雅「ほんと？」
和「うん！次の国行こう！」
雅「お、おう」
にのちゃんの切り替えの早さに若干ついていけないけど、コロコロ変わる表情を見ているとこっちまで楽しくなる。
こうして、また俺たちスイーツ部(仮)は、次の国へと再出発したのであった。
Fin.
気がついたら星が100近くまで集まっていてびっくりしました…！
本当にありがとうございます！
これからも気ままに書いていこうと思います(´∀｀)
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作者名：Kai | 作成日時：2020年6月29日 16時
