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翔「つらいな、、」
潤「元々体調悪かったのかもね...」
船が港へと到着した。
俺たちは降りる準備を始める。
にのは未だに目を瞑っており、マネージャーに担がれてすぐに用意されていた車へと移動させられた。
俺たちもそれを手伝って、ニノを見送る。
雅「にのちゃん大丈夫かなぁ、、みんなに迷惑かけたって落ち込まないといいけど...」
相葉ちゃんが眉をハの字にしてにのが行った方向を眺めている。
収録が再開されて、この場にいないにののことは船酔いでダウン中と伝える。
きっと放送を見てファンの子たちも心配するだろうけど、何も言わずにいなくなっていた方が不安に思うだろうからと、正直に伝えた。
それからは２チームに分かれて現地の人たちへのリポートを行った。
にのがいない今、心配で仕方なかったがその気持ちを抑えて集中する。
日が暮れてきた。
リポートを終了してこれからは５人でバーベキューをするということで広場に集まる。
４人がそこへ行くと既ににのが待機していて、上着をかけられてベンチに1人、ちょこんと座っていた。
雅「にの！」
翔「ニノ、、よかった、大丈夫か？」
和「うん、迷惑かけて本当にごめんね...」
潤「そんなこといいよ、それより...熱もあったって、元から体調悪かったの？」
和「ん、、なんかもう記憶が曖昧なんだけど、気持ち悪くなってきたあたりから体も熱い気がして...けど病院行って点滴してしばらく横になってたらよくなったよ」
智「船酔いって熱も出たりするの？」
和「いや、熱は過労からくるものだろうって言われた。」
潤「そっか...今はもう熱は下がった？」
和「うん。もう気持ち悪さもないし、熱もないよ」
智「よかった。これからバーベキューだけど、絶対に無理しちゃダメだからな」
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作者名：Kai | 作成日時：2020年6月29日 16時
