Voyage (ページ6)

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少し様子を見ていると、

智「おっ、少し顔色戻ってきたかな？」

潤「ほんとだ。かず？大丈夫か？目開けられる？」

和は瞑っていた目をうっすらと開けた。

申し訳なさそうに俺たちのことを見る。

和「もうだいじょうぶ。めいわくかけてごめん」

と小さく呟く。

俺もリーダーも、大丈夫とは言ってもまだ立ち上がれる状態ではないことは分かってる。

でも、これ以上心配するのも和が嫌がることを知っているため、

潤「ん。じゃあ、もう少し横になってなね。俺はキッチン戻るから。」

智「じゃあおいらはそこのハンモックでゆらゆらしてくるー。」

と言ってその場を離れた。

離れてもなお、遠くから和の様子を気にする。

しばらくすると

何とか落ち着いてきたらしい。

よかった...と安心する。

その日は翔さんと相葉さんが仕事から帰ってくる頃には和も復活していたため、一件落着となったわけだ。

雅「え！そんなことあったの！？何で電話してくれないの！？にのちゃ～ん！大丈夫～？」

翔「え！病院は行かなくて大丈夫なのか！？」

と2人から大騒ぎされて、和に嫌な顔をされていたのはいうまでもないけど。

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