転校先の時間 ページ5
私は難なく学術テストをクリアし、予想通りA組への転入を理事長に言われた。
そこで私は前から考えていた行動に移したいものの…今回は太宰さんとの潜入だったようで。
太宰さんに流石にカッターはダメでしょ、危ないよ?と言われてしまった…。
そういう事なので!
只今、理事長を怒らせる作戦に移行している。
『てゆーかさぁ…馬鹿馬鹿しいにも程があるよねー。私は差別とか?そーゆーバカらしい事をやる中学生とか嫌いなんだよね〜。学校自体でE組に差別して?それ、イジメじゃん。あんたさぁー学園を作った割にはそんなバカらしい考えで此処まで来たの?
…ねぇ、はっきり言おうか?あんた理事長とか教師なんて向いてないよ?他の仕事にでもついたらぁ?』
ここまで、一息も付かずに喋り切ってやりました!
理事長は怒りの頂点のようですし…
そろそろ…
頃合かなぁ…
バキィッ
おおーなんか高価そうな万年筆折ったー
理事長「そんなにエンドのE組に行きたいなら行きなさい。君には失望しましたよ。それでは!」
バッタン!
部屋の扉を閉め私達を追い出した。
因みに、太宰は教師として潜入する。
確か…専攻は歴史だったはずだ。
…大丈夫かな?
太宰「ねー、Aちゃん、今ものすっごく失礼な事考えてるでしょ?」
『そーだねー…』
私は先に歩きながら、旧校舎へ目指す。
そして着いた先で少しだけ説明を受けた。
どうやら私たちの本業を知っているのは、ターゲット、烏間先生、外国語教師のイリーナ先生だけのようだ。
烏間先生やイリーナ先生に挨拶を済まし、一応?ターゲットにも挨拶をした。
その後、教室に入る事になるのだが…ここで驚かない方が可笑しいと思う…。何故なら…
クラス総出の対殺せんせー用のB.B弾で一斉射撃をしているのだから…。
私の横には烏間先生とイリーナ先生、太宰さんがいる。
それにしても…お粗末な射撃だなぁ。
『目線、銃口、指の動き方からみても完璧に素人で隙だらけみたいですけど…大丈夫ですか?』
これでは当たらない確率の方が高いですよ、そう続けようとしていた時だ。
バンッと一発だけの乾いた音と触手の破壊音がしたのは。
慌てて視線を教室に移すと…
『…え?猿比古…?なんで、ここに居るの?』
ついつい口にした名前は婚約者の名前。
あれ?猿比古って私より1つ年上…え⁉もしかして…同じく潜入ですか…?
その後太宰さんに質問攻めされそうになったが…
なんとか、逃げた。
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翡翠 永礼(プロフ) - 悠紀さん» ありがとうございます!猿比古となるべく絡ませたいとも思っています!これからも宜しくお願いします!更新のお楽しみとのことも嬉しく感じます! (2017年8月4日 15時) (レス) id: b6df0390b8 (このIDを非表示/違反報告)
悠紀(プロフ) - 私は猿比古が大好きなので少しでも猿比古とのお話が増えてくれるのがとても嬉しいです。入院されながらではとても大変だとは思いますが、更新を楽しみにしてます。急に失礼致しました。 (2017年8月4日 15時) (レス) id: 0834501bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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