番外編夢主と伏見と探偵社 ページ18
『あれ？此処に居るなんて珍しいね、猿比古？』
伏見「あ？…お前の職場がこの辺だって聴いたからな…ついでに来ただけだ。」
伏見はそっぽを向いては居るものの耳が赤いのは気のせいでは無いだろう。
『そ？じゃあ、案内するよ？))ボソッ))って言っても武装探偵社は元、職場に近いかな…？』
伏見「なんか、言ったか？」と猿比古に顔を除き込まれた。がなんでも無いよ、とだけ返しておいた。
そう、私は異能特務課の新人エージェントなのだ！
階級的には危険異能者の監視及び、時によりその排除。
今回、監視が終わって手ぶらな所でろくに挨拶もできずに辞めてしまった会社に行く事にしたのだが…
あれ？猿比古って私が異能特務課に所属してるの知らなかったっけ？
確か…挨拶した時に猿比古は…
あ、居なかったか。
えー…でも、セプター4の宗像さんが伝えるとか言ってた気がしたけどなぁ…。
んーでも、あの人…人で遊びそうなタイプだからな。深くは考えないようにしようっと。
そうこうして居るうちに、武装探偵社についた。
因みに、突然の私の訪問と、男連れという事で皆さん驚いていらっしゃる…。
国木田さんに至ってはもはや、猿比古の餌食的な事になりっており、遊ばれて居る。
そこに…目付きの悪い、(これは失礼にあたるかもしれないが、本当にそうしか言いようがないのだ)着物姿の男性、福沢諭吉殿が入って来た。
福沢「久しいな、A。元気であったか？…それにしても、突然の異能特務課への転勤だったな。少しは慣れたか？」
『はい、お陰様で元気です。その、突然の転勤の節についてはどうも…。ろくに挨拶も出来ずすみません…』
そう言いながら私は頭を下げた。
福沢「良い。お前…というのも今は無礼だな。貴公の母君が挨拶に来て居たのだ。それも、大量の茶菓子と抹茶を持ってな。そのお陰様か乱歩は貴公の転勤を知りかなり、落ち込んで居たのが直り始めたのだ…然し、まだ寂しさがあるようだがな…。」
乱歩さん…相変わらずだ。
それと猿比古と国木田さんをそろそろ止めなければ、太宰さんが乱入してますます炎上すると思い、猿比古の方へ行った。
『国木田さん、お疲れ様です。それと、色々すいません。彼の…ちょっとした癖のようなものなので、放っておいてお仕事をしてくださいな。』
そういうと国木田さんは「あ、いや…。そうだな。」と頷き、仕事を始めた。勿論、彼の理想通りには事は運ばないのだが。
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翡翠 永礼(プロフ) - 悠紀さん» ありがとうございます！猿比古となるべく絡ませたいとも思っています！これからも宜しくお願いします！更新のお楽しみとのことも嬉しく感じます！ (2017年8月4日 15時) (
レス) id: b6df0390b8 (このIDを非表示/違反報告)
悠紀(プロフ) - 私は猿比古が大好きなので少しでも猿比古とのお話が増えてくれるのがとても嬉しいです。入院されながらではとても大変だとは思いますが、更新を楽しみにしてます。急に失礼致しました。 (2017年8月4日 15時) (レス) id: 0834501bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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