暗殺合宿の時間、潜入戦 ページ14
やはり、私の読み通り、暗殺は失敗に終わった。
ついでにもう1つの予感も当たってしまった。
ドリンクに毒が持ってあったのだ。犯人からの電話で完全防御形態になった殺せんせーを持っていくのは、私とカエデちゃんが指名された。
しかし、猿比古はどうしても私には行かせたくは無いらしい…。
何か猿比古も隠しているのだろうか?
それでも殺せんせーの一声で全員で潜入になった。
私は日々トレーニングをしていたのでフリーランニングはもちろん、銃や短刀なども得意である。
今回、潜入用に来ている服は母達からのプレゼント。
青い生地に白い薔薇が見栄えよく配置された丈が少し短めのチューブトップのワンピースである。
夜風が涼しいのでもう1つのプレゼントである上着も着用している。
上着はベースは紺でところどころに金色の装飾が着いた一品だ。
…まるで夜会服のようだと場違いに思ってしまった。
因みに、上着の袖口には短刀が一本仕込まれている。そして、ワンピースには胸部から腰まで防弾チョッキに防刃付きだ。
…私の両親は本当に…現実離れした立場にいることが改めてわかった瞬間だ。
猿比古はそれを見た瞬間、ものすごく不機嫌になっていたのは気の所為と思いたい…。
次々と潜入と先頭を繰り返し、たどり着いた部屋には1人の男…
そう、政府の金を横領し、3人の殺し屋を雇った…鷹岡がいた。
しかも、あろうことか人質まで居る始末だ。
その人質は齢は12歳あたりの白髪と赤い瞳が特徴的な少女であった。
猿比古と八田君はその子を見た途端に「「アンナ⁉なんでここに⁉」」と言っていた事からなんらかの関係があるのだろう。
八田君に至っては顔面蒼白である。
そして私に鷹岡は勝負を持ちかけて来た。
ちらり、と烏間先生を見ると覚悟を決めた顔で頷いた。全ての責任は取るとでも言うような…。
まぁ、護衛を依頼されてるからなぁ…。
まずはあのアンナって子の救出からだね。
ここから私と鷹岡のバトルが始まるのだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
着物
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠 永礼(プロフ) - 悠紀さん» ありがとうございます!猿比古となるべく絡ませたいとも思っています!これからも宜しくお願いします!更新のお楽しみとのことも嬉しく感じます! (2017年8月4日 15時) (レス) id: b6df0390b8 (このIDを非表示/違反報告)
悠紀(プロフ) - 私は猿比古が大好きなので少しでも猿比古とのお話が増えてくれるのがとても嬉しいです。入院されながらではとても大変だとは思いますが、更新を楽しみにしてます。急に失礼致しました。 (2017年8月4日 15時) (レス) id: 0834501bf5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ