君のとなり/S.Shori (ページ5)

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5話ページ5

勝「Aちゃんは中学の友達とかこの高校じゃないの？」

貴「2人一緒の中学だった子がいるんだけど、その2人とも男の子なんだよね(笑)しかも話したことないし...」

君はちょっと目線をずらしながら言う。

もしかして人見知りなのかな....？

勝「あぁー、俺とちょっと似てる(笑)」

貴「え？勝利くんも？」

大きい目をさらに大きくしてこっちを見てきた。

そんな仕草にも可愛いと思ってしまう。

俺、Aちゃんのこと気になってんのかな...？

勝「う、うん。俺、この高校と家が遠いから一人暮らしすることになったんだよね。だから今一人暮らし中。」

Aちゃんがこっちを向いて話を聞いているのに対して照れてしまって窓の外を見ながら話した。

おかしいな、俺人見知りじゃないはずなんだけど....

Aちゃんだからかな...///

貴「へぇーー！凄いね！高校生から一人暮らしとかかっこいい！」

君は目をキラキラさせながら言った。

勝「ははっ(笑) Aちゃん、おもしろいね(笑)」

貴「そ、そんなことないよ...///」

俺が言ったことに対して真っ赤になった君。

勝「ふふっ(笑) 顔真っ赤(笑)」

俺がそう言うと耳まで真っ赤。笑

貴「も、もう！/// あんまりからかわないでよ！私、赤面症なの！///」

顔を隠して照れる君。

勝「ははっ(笑) でも初めての友達がAちゃんでよかった。」

貴「私も、勝利くんが隣の席でよかった。」

ほっぺに手を当てながら言う君。

ひとつひとつの行動が可愛い。

たぶん本人は自覚してやっているのではないとおもう。