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深呼吸 ページ32
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夕食を終えて片付けたあと
2人でソファでゆっくりする。
テレビもつけずにただ、並んで座ってる。
Aは俺の肩に頭を預けている。
A「美味しかった。大毅の料理。これからもずっと作ってほしいなぁ…」
Aの言葉に心臓が跳ねる。
Aは何気なく発したんやろうけど……
A「大毅、?」
『…ん?』
A「どうしたん?ぼーっとして(笑)」
『あ、ううん?なんでもないで?』
prrrr.
A「…あ、」
『どした?』
A「のん…小瀧くんから」
『…(笑)出たり?』
申し訳なさそうに言うから、
こっちが申し訳なくなった。
Aが電話に出てソファから立ち上がって
話し始めた。
今や、と思って俺も立ち上がって
鞄から小さな箱を取り出した。
『…ふぅ、』
大きく深呼吸をして、
早まる心拍を整えた。
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作者名:星菜(seina) | 作成日時:2018年10月24日 1時