素敵な恋のはじめ方 2nd 【赤】 (ページ21)

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連絡３ページ21

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あ、そういえば、

鞄をゴソゴソと漁って

モバイルバッテリーに繋いだスマホを出した。

『あ、濵ちゃん、ごめん。これありがと。忘れとった』

濵田「あぁ、ほぼ一日やん(笑)」

『余裕で100%やわ(笑)』

朝起きたら、前日寝落ちしたらしく、充電コードにささっていなかったスマホは朝、新幹線の中でAに連絡してから息絶えた。

移動中はずっと濵ちゃんにバッテリーを借りて充電していた。

すっかり忘れとったわ。

Aいってらっしゃい。気をつけてね。

AからLINEがきていた。

しまった…

返信が来ていたのは朝の10:00

今はもう22:00を過ぎている。

12時間もスマホを触らずにいた俺もすごいけど…

そんなことに感心しとる場合やない。

『ちょっと、すんません、』

すぐに電話をかけた

＞＞＞A「もしもし」

『もしもし？ごめん、充電切れてて、充電しててんけど、それすっかり忘れてて、、連絡遅なってしまった』

A「そか…どうやった？勉強会」

『うん、すごい勉強になった。今、濵ちゃん達と飲んでんねん』

A「え、2人やないの？」

『あ、うん、相馬さん。この前神ちゃんの紹介で知り合った人』

A「…この前、タクシーの…」

『あ、うん。そう…偶然出会っただけやで？』

A「うん、大丈夫。分かってるから」

なんか、元気がない気がした。