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マヒロ「…セナ」
って…
えええええええええええ！！！！
待って！？いつの間にか雰囲気でものすごいこと言っちゃった！
「あぁ！！ごめんなさい！なんだか今日は変みたい！眠いのかも〜？笑」
笑って誤魔化そうとした。
だってここで拒絶されたらもう…
マヒロ「ここまで…言わせちまったな」
「マヒロくん？」
マヒロくんは私の手をぎゅっと握った。
暖かくて優しくてたくましい。
誰でもこんな気持ちになれるはずがない
きっとそれは、好きだから。
マヒロ「俺だって、お前が好きだ。」
――――ドキッ…!!!!
「な、んで…」
マヒロ「…好きなのに、理由なんてねぇんだよ」
マヒロ「あんなに恨んでいた星ヶ崎の人間を、まさか俺が好きになるなんて思ってもみなかった。でもそんなのもう…どうでもいいや」
「…っ！」
貴方はいつだってまるでヒーローのように駆けつけて
まるで王子様みたいに私の心を奪っていく。
マヒロ「本能で好きなんだ。お前の笑顔も、わがままだけど本当は優しいところもオッドアイも薄ピンクの髪も…たまに見せる悲しそうな顔も」
「…嬉しい」
嬉しい…なんでこんなに、恋なんてただの感情の紛れだと思っていたはずなのに
マヒロ「…セナの全部を奪いたい」
「いいわよ…マヒロくんが誰よりも好きだから」
星が輝くこんな夜に、貴方は何をしている？
誰も知らない、2人だけの世界で私は愛を知る。
この世でたった1人…好きになっちゃいけない人だったのに気がついたら夢中になっていた。
ただ、今だけ…こんな夢なら覚めないで…？
お願い…今だけは、星ヶ崎セナを忘れたい。
夜空が妙に艷めく。
きっと夜風は冷たい。
風が強くて辺りの音が聞こえなくなる。
そう、まるで
私たちを世界を壊そうとする足音をかき消す様に…
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます！私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…！ この二人は、どうなるんでしょうか…？！ 更新、頑張って下さい！めっちゃ応援してます…！ (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年1月25日 21時
