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ソラside
セナ｢…くぅ…ん…｣
俺の胸の中で無防備に寝ているお嬢様
星ヶ崎セナ
俺がここに来たのはセナの父親
星の国の国王に命じられたからである。
でもいつからか…
｢お嬢様、ベッドで寝ないと風邪引きますよ？｣
セナ｢…ん、ソラ｣
｢ほんと、綺麗なのに…たまにポンコツなんですから｣
お嬢様は時々、俺にだけ弱みを見せてくれる。
本来なら気を張っているべき国の上の人間
だが、人間誰しも弱い所を持っている。
お嬢様は普段から気を使っている。
本当はわがままでドジで、笑った顔がとびきり可愛い
…そんな貴方に頼ってもらえる事が何よりだ。
セナ｢…マヒロ…くん｣
｢…｣
お嬢様はある日から、ある男の事が頭から離れないようだった。
｢俺は…たとえ茨の道でも、あなたを守りたい｣
出来たら、その男よりも…
可哀想なお嬢様。
結婚相手を決められて、人生なんてほとんど決められて…それでも気高く生きていかなければいけない。
貴方は本当は自由な人だ。
前のお城のお嬢様のように…。
？｢あらあら、今日は王子様と一緒なのね｣
え…
窓から…！？！？
｢だ、誰だ！？｣
？｢あれ？貴方どっかで…｣
金色の美しい髪の毛。
澄んだような青い瞳
色白な陶器肌
｢…お嬢様｣
水篠｢あーら、あの時の使用人さんね｣
｢月城…｣
水篠｢その名前はやめて？…また出直すわ｣
彼女は一瞬にして消えた。
この暗闇の中にてまるで魔法のように
｢もしかして…お嬢様が月の国へ行ったのは…｣
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます！私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…！ この二人は、どうなるんでしょうか…？！ 更新、頑張って下さい！めっちゃ応援してます…！ (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年1月25日 21時
