異能力 ページ33
目が覚めると、武装探偵社の医務室で寝かされていた
『…っ』
起き上がろうとすると頭が痛んだ
確か気を失う前も頭痛がして…
『あ…』
私の村の話
あの話を聞いてからだ
あの時私の脳には
＿＿＿＿＿＿＿＿村を消した時の記憶が鮮明に流れていた。
私ではない私が
村を＿＿＿＿＿＿＿＿
その時医務室にノックが響いた
｢目覚めたかい？｣
『……与謝野先生…』
空いた扉から
与謝野先生が心配そうに覗いていた。
｢もし大丈夫そうなら来な
…………太宰から話があるようだよ｣
『……判りました』
私は朦朧とした意識のまま、フラフラと立ち上がった。
ﾟ･*:.｡..｡.:･*:.｡. .｡.:*･。.*･ﾟ .ﾟ･*.*･ﾟ .ﾟ･*.
会議室には太宰さんがいた。
太宰さんは淡々と、今回の事件と、私の村の事件、
そして、私の異能力について語った。
「自らの異能力に気づいていなかった君だったが、
世の中の理不尽や悪に対する恨みは覚えていた。
その為に、無意識のうちに異能力を使ってその犯人を殺めていたのだろう」
ミツ、と名乗ったらしい異能生命体は
恐らく、母が精霊と言って連れていたあの子だろう。
ここまで話された私は、先ほどの動揺はなく、
驚くほど冷静だった。
「そして一つ、君に問いたいと思う。」
そう言って太宰さんは、突き刺すような眼差しで私を見た。
「君の異能力や悪への感情は、とても素晴らしい。人助けに向きすぎているほどだ。
全ての人が仕合わせに。今のご時世そんな理想を立てて、実現しようとする人はなかなかいない。
だがその真っ直ぐすぎる信念は、探偵社にいる限り、いつか必ず仇となる。国木田くんのようにね。」
間をあけて太宰さんが問う
「君は、探偵社に残りたいかい？」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
失神してましたゴメンなさい
物語は続きますゴメンなさい
更新頑張りますゴメンなさい
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
key - お疲れ様です。 (2021年7月30日 11時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
*深音*(プロフ) - すごく面白いです！更新待ってます！ (2020年3月5日 17時) (レス) id: 3a5cebd5e2 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい！応援しています。 (2019年8月18日 18時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
ロイ(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！こんな長文いただけでとても嬉しいです！！頑張って更新していくので、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月15日 16時) (レス) id: dd33592cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロイ | 作成日時：2019年4月17日 22時
