102本目(山姥切国広) ページ2
俺はAから与えられた任務を完了させ、ある人物と共に時空を超えた
戻ってきた本丸には無数の遡行軍の気配を感じた
Aはどこだ、無事なのか?
「な、何故、ここにいるのっ!?」
俺の考えを遮るように悲痛な叫び声が聞こえた
「兄様っ!なぜ刀剣といるのですか!!?」
審神者が近くにいるということは、Aも近くにいるということか?
当たりをキョロキョロと見渡すと、探していた人物が目に入った
審神者の近くで血を吐き、倒れている
「う、うそ…だろ…?
おいっ、Aっ!!」
俺は急いで駆け寄り、Aの体を起こした
顔色は青白く、体は冷たい
まるで、主が亡くなった時の感覚だ
「A…!返事をしろっ!!」
あまり揺らすのは良くないとわかっているが、感情が昂り、揺らしてしまった
「久しぶりだな、愛
俺との話はちょっと待ってくれ」
俺と共に来た人物、歴史修正主義者“霧幻”はそう審神者に言った
審神者である鈴音は言わいる源氏名で、本名は愛と言うらしい
そしてこの歴史修正主義者は霧幻、本名は優希と言うらしい
そしてこいつらは兄弟であり、引き合せるのが今回の目的だった
「山姥切国広よ
そいつは人間の医療機関に連れていかねぇと手遅れになるぞ」
霧幻にそう言われ、俺は頷いた
「すまん、本丸を頼む!」
なぜ俺が歴史修正主義者と共にいるかは後で説明する
とりあえず、Aが優先だ
俺はAを抱えて走り出した
、
多くの時間遡行軍が邪魔をしてくるだろうと予想していたが、本丸内は静かで、むしろ遡行軍は一体残らず居なくなっていた
俺としては好都合
恐らくは霧幻が消してくれたのだろう
久々にもんから外に向かうと、難なくAの自宅の神社に出た
懐かしんでいる場合ではないと、俺は足を進めると、家の前に見知った顔の人物が立っていた
「お前は確か…?」
「あーーーっ!!山姥切さんだ!
お久しぶりです!」
俺は名は知らないが、確かAの友人だった
これこそ天の助けと言うやつだ
俺が人間の医療機関へ駆け込んでも姿が見えんからな
「急で済まないが、急いでこいつを治療させてくれ!」
俺がそう言うと、友人はAの姿を確認し顔が真っ青になった
「A…っ!?
直ぐに救急車呼びます!!」
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夷空斗(プロフ) - 悟空とサトシの子供てw例えが独特wさん» コメントありがとうございます!この本丸では仲良くして欲しいなと思いお互いが名前でちゃんと呼んでくれたら嬉しいなと…!改めましてご閲覧ありがとうございます!更新頑張りたいと思います! (2020年1月24日 9時) (レス) id: f72fb144b6 (このIDを非表示/違反報告)
悟空とサトシの子供てw例えが独特w(プロフ) - ふぁっ、ちょぎが国広呼び…てぇてぇですなぁ。あ、ずっと前から拝見させていただいてます、更新楽しみにしています! (2020年1月23日 16時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夷空斗 | 作成日時:2020年1月21日 23時