【刀剣乱舞】私のおばあちゃんの家が驚きなのですが…

鶴が二十人 ページ20

「ほらみんな！席に座って！」





救世主が来た
感動のあまりに涙が出てきそうだよ、燭台切に感謝しかない





って、1日も立ってないのに私も昔のようになってきたな




そのうち戻りすぎて鶴丸とイタズラしかけてそう…





未来の私の姿を思わず想像して、少しやばいと思った
馴染むのはいいけど、イタズラにはしらないように気をつけよう、うん






岩融に降ろしてもらい、自分の席に行く
誰かが作った朝食なんて久しぶりの気がする

あ、うそ。入院食食べてたな(笑)





「それじゃあ、みんな
冷める前に召し上がれ！」




燭台切がそう言うと、皆箸をとって食べ始めた

私もいい匂いにつられ手を合わせた








『いただきます』






箸をとって、改めてお膳を見る

あらからどんな料亭のご飯なんだろうってくらい綺麗な盛り付け、完璧な栄養バランスのメニューに驚いた





少し気が引けながらも味噌汁を飲む






一口飲んだだけでわかる
この懐かしい味、おばあちゃんの味付けだ






「どう？お嬢、美味しいかい？」





燭台切が隣に来てしゃがんだ
私は頷き、笑顔を浮かべた





『みっちゃん！すごく美味しい！
後で私にも教えて！』






燭台切も微笑んで頭を撫でてくれた






「任せて！怪我が治ったら、みんなで作ろう」








燭台切が箸をとったことで、再び食事に戻る

どれを食べても懐かしい味がする
人の作るご飯の暖かさを知った





私もこんなに美味しいご飯を作れるようになりたいな







＿＿＿＿





あっという間に平らげてしまった
それほどに美味しいご飯だった



自分のお膳を下げようと立とうとしたら、歌仙に止められた






「片付けは僕達がやるから、お嬢は早く病院に行っておいで」





そう言うなり、私の分を下げてしまった

鶴丸の方を見ると、私の視線に気づいたのか立ち上がってこちらに来た






「歯を磨くとか、身支度してこい！
俺は玄関で待ってるぜ」





頭をクシャッと撫でてから、鶴丸は廊下に行った






私も身支度を整えようと立ち上がって、一回部屋に戻ることにした







＿＿＿＿






身支度も終わり、玄関に向かった





保険証持ってきててよかった
これがないと病院って診てくれないんだよね


玄関で座って待っている鶴丸のところへ行った






『つ、鶴じい、だよね？』




洋服きてて驚いた




「驚いたか？早く行こうぜ！」







いつもと違う格好はとてもカッコイイ何て言えないよね

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