審神者始めました (ページ1)

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その1 ページ1

はじめまして私はAです！

年齢を言うと20じゃすと！

お酒が飲める年なのです！

つまり、社会人！！

…ですが、はい、ニートです

一人暮らしの自宅警備員です

で、今すごーいお城に来ています

何故かって？私の姉がいい仕事を紹介してくれると言うからだ！

で、これがお姉ちゃんの職場、本丸と言うそうです

でかくて入る気起きねー

「アンタが大将の妹か？」

なんか黒髪のサラ男が出てきた！！

しかもメガネの白衣！？

お姉ちゃん医者やってたっけ！？

というより

『た、大将？』

「おっと、すまねぇ
アンタがAだろ？俺っち薬研藤四郎だ」

変な名前

って、そう自己紹介されても…

今の私の頭はひよこが飛んでます

そんな私を察してくれたのか、薬研藤四郎と名乗った男の子は

「あー、とりあえず、着いてきてくれ」

と言ってくれた

可愛い男の子にエスコートされてる…

中も広っ！！！

上を見上げたり、キョロキョロしながら歩いていると、お部屋についたらしく

「入るぜ、大将」

「薬研おかえり、お迎え頼んで悪いねぇ〜」

襖を開けたら、薬研藤四郎君はいなくなった

半年ぶりの姉が、なにか書類を読んでいた

『あのぉ、お姉さま？』

「うちの薬研に何もしてないわよね？『はいっ！』」

私、お姉ちゃんがいい仕事教えてくれるって言うから来たのに

『どういう事だぁぁぁぁぁあっ！！』

「やかましいっ！」

『だって白衣だよ！？医者なの！？
それなのにあの子、大将って！！

それもと居酒屋なの！？』

あ、かんじゃった

「説明してなかったっけ？
私の職業は審神者だよ？」

は？

サニワ？

あの変な顔したやつ？

あれはハニワか(笑)

「審神者って言うのはね、あー面倒くさ！
こんのすけ！説明お願い！」

お姉ちゃんがそう言うと、何故か狐が出てきて喋り出した

「Aさま！主さまの命により、説明させていただきます！
審神者とは、鍛刀した刀から刀剣男士と呼ばれる付喪神を顕現させ、歴史修正主義者を食い止めるのです！」

全然理解できない

誰か助けて

「三食昼寝付きで給料いいわよ」

『おっしゃぁぁっ！任せろ審神者っ！！』

っ！？勢いで言ってしまった！！