67本目 ページ17
「そんなに大声を出すな
耳が痛くて仕方ない」
いや、だって
『耳が痛いって？
私はそんな事初耳で驚きだよ！！』
鶴丸の専売特許をとってしまったけど、本当に驚き
だからみんなは政府に通報もできないし、従うしかなかったんだ
「俺達はの話だがな、審神者見習いのあんたは別かもしれないぞ？」
確かにそうだけども、試しようにも試せない
なんたって研修期間は3日しかないからね
『とりあえず聞いて
今ふんぞり返ってる審神者を縛り上げたいのよ
手伝って、ていうか手伝え！』
「その言い方、お前は本当に成長しないな！
まぁ期待には答えるさ」
「お願いじゃなくてそれ命令だろ…
だが、俺も従おう
主はあんただって思ってたからな」
良かった…
2人に無茶だと言われたらどうしようかと思った
それに大包平も私のことを主だと思ってくれてる
これは結構嬉しいことだ
『ありがとう、二人とも
策は練っておくから、普段通りにしてて
傷つけられたら悲しいし』
「既に目が見えないがな笑」
鶯丸のその余裕はどこから出てくるのだろうか
とても謎で仕方がない
でも今はそのペースがとても落ち着くから鶯丸の性格に感謝しておこう
『今まで行ってきたのはダブル山姥と、伊達、あと清光達のとこ』
「だったら、次は三条がいいと思う
三日月がいるからな」
「確かに、天下五剣ならば分かっているはずだ」
私は2人のアドバイスに従うことにした
三条か…
岩融、今剣、石切丸、小狐丸、そして三日月
いやー、なんかあのメンツの所に行くと考えると怖いな
「大丈夫だ、悪いようにはならない」
そうだよ、刀を向けられても私の大切な人達には変わりない
私が信じないで誰が彼らを信じるの
『ありがとう、ちょっと行ってくるね』
私とこんのすけは鶯丸たちの部屋を出て、三条のみんなの所に向かおうとした
問題がひとつ
審神者の部屋の前を通らないと三条の元には行けない
審神者に私が動き回ってることがバレたらみんなが何をされるかわからない
どうしようかとこんのすけと共に縁側に座って悩んでいた時、背後に気配を感じた
「“動くな”」
この声、審神者だ…！
そして審神者の言葉通り、私は動けなくなった
これが言霊…
実際目の当たりにするとかなり厄介ね
「見習いさん、あなた何をしているの？
勝手に動いていいと思って？」
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夷空斗(プロフ) - リディア94さん» コメントありがとうございます！更新頑張りたいと思います！ (2019年4月10日 13時) (
レス) id: f72fb144b6 (このIDを非表示/違反報告)
リディア94(プロフ) - ものすごく泣けました。どうかみんなが幸せになれますように…！続きとても気になります！更新待ってます！！ (2019年4月10日 2時) (レス) id: 4cfe601cb3 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - 分かりました。楽しみにお待ちしてます。更新頑張って下さい (2019年4月4日 7時) (レス) id: 4a53d6b9ac (このIDを非表示/違反報告)
夷空斗(プロフ) - 凛華さん» リクエストを受けるのが初めてなので未定です。 (2019年4月4日 1時) (レス) id: f72fb144b6 (このIDを非表示/違反報告)
凛華 - いつ頃に出来る予定ですか？ (2019年4月3日 15時) (レス) id: e22aed4daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夷空斗 | 作成日時：2019年3月31日 23時
