青葉城西の男装セッター 2 ページ3
俺もある程度威力とコントロール力のあるサーブを打てるけど、徹先輩に較べればまだまだだ。
経験も、ストイックな努力も徹先輩には全然及ばない。
そもそも性別が違うことと体格に差があること、相当練習を積んで場数を踏まなければ到底徹先輩に敵うはずがなかった。
何本か集中してサーブを練習していると漸く徹先輩がコートに姿を現した。
「おせーぞ、クソ川。主将なんだからもっと早く部活に来い」
ハジメ先輩が徹先輩の頭にチョップを食らわす。
「もう、痛ったいなぁ、岩ちゃん」
大袈裟に頭を押さえて痛がる素振りをする徹先輩。
一見チャラチャラしてたり、ハジメ先輩とじゃれ合ったりしてふざけてるように見えて、
影の努力や研究はすごいし、かなり練習熱心な人だ。
バレーをしているときはカッコいいし、凄く輝いて見えるし惹きつけられる。
Wセッターで場数を踏みながら正セッターとして試合に出るのが俺の夢であって、矢巾先輩もいるため壁は厚いけど、徹先輩と競い合いながら、ハジメ先輩にトスを上げるのに見合うセッターになりたかったんだ。
やがて監督とコーチがやってくると徹先輩の掛け声でみんな一カ所に集まり、始めのミーティングをしてから練習が始められていった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:Musashi | 作成日時:2017年2月22日 11時