今日:13 hit、昨日:6 hit、合計:21,266 hit
小｜中｜大
8. ページ8
貴方side
「っは」
「．．．」
多分お互い顔が赤いと思う。
これで良かった。私は一の彼女なんだから。
一と目が合う。
と、いきなり一の顔が驚きの表情へと変わる。
「おま、なんで泣いてんだよ」
「え？私？」
ぺた、と自分の頬を触ると、濡れていた。
気づかなかった。
無意識に泣いていた、、ってこと。
なんで、一とキスできて、嬉しいんじゃないの？なんで泣いてるの？
「ごめん、私今日は帰るね」
「おい、ちょっ．．．待てっ」
一の部屋から出て、玄関へ向かう。
一はなにか悟ったのか、追いかけては来なかった。
バタン、と外に出て一の家の扉が閉まる。
すると、さっきまでは止まっていたはずの涙がポロポロと流れてきた。
ばかっ、本当に馬鹿。
なんで、、なんで一とキスしてるときに徹の顔が脳をよぎるの．．．？
泣きながら、もうすっかり日が暮れた道を、家に向かって歩く。
もう冬がすぐそこの、日暮れはいつもより何倍も寒く感じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
