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「大分前だね」
「たしか、俺が保健室運ばれたとき」
「あったね、そういえば」
中1の夏、疲労と熱中症で一が練習中に倒れた時があった。
その時マネージャーだった私は、保健室に運ばれて休んでいた一のそばに3時間くらい付きっきりで看病していた。
「ずっと、大丈夫だよ、とか心配しないでって、言ってくれてて多分そんとき。自分だって熱中症気味でバテてたのに俺のためにポカリ買いに行ったりタオル変えたりしてくれてたろ」
「そんなこともあったきがする。それで、練習終わったら徹がね、一目散に保健室飛び込んできて、半泣きで岩ちゃん大丈夫！！って叫んでたんだよね笑」
「．．．だな」
楽しく思い出話をしていたはずなのに、徹の名前を出すと一の顔がほんの少しだけ、曇ったような気がしたのは私の気のせいなのだろうか。
いや、そうであっても違くても、徹の名前はあまり出さないようにしよう。
そんな事を考えていた間に、会話は終わってしまい、私たちの間に沈黙が流れる。
「あのさ、付き合うってどういうことだと思う？」
そんな沈黙を破ったのは私だった。
「は？」
「付き合うってどんな事することだと思う？」
「それは、、でかけたり一緒に映画見たりすること．．．じゃねえのか？」
「うん、他には？」
「他ぁ？」
自分でも何を言っているのか、何をしたいのか正直わからない。
「んだよ、、誘ってんのか？」
「ちがっ、そんなことじゃないけど！」
「目、瞑れよ」
私は大人しく言われたとおり目を瞑る。
いいんだ、、、これで。
一の気配を近くに感じる。
そして、ふわっ、と私の唇に何かが触れた。
「っん」
一の唇だ。
一は私の頭を手で優しく抑えて、私は体を一の方に向けて、
キスをした。
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おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
