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徹のコートを借りて外に出る。
大きいな...中学の時は少し大きいくらいだったのに。
「コンビニまでいこう」
二人ならんで寒い空の下を歩く。
「...！」
すると、徹が私の手を引いて指を絡ませてきた。
「俺たち、もうカップルなんだからさ」
徹は、少し照れたような顔をしてはにかんだ。
「そうだね」
私はそう言って、徹の手を握り返した。
それぞれ好きな飲み物を買って公園のベンチに腰かける。
「はぁ〜あったかぁ」
ホットレモンティーを飲んで体が温まるのを感じる。
すると、ベンチに置いていた私の右手に温かい何かが重ねられた。
私の手を包み込むくらいに大きな徹の手。
少し驚いていると、徹が手を重ねたまま話しかけてくる。
「あのさ、こっち見て」
言われるがままに徹の方を向くとすぐ目の前に徹の顔があった。
「わっ、」
驚いて顔を遠ざけようとしたら頬に手を添えられて動けなくなる。
そのまま気づけば唇に柔らかいものが触れていた。
「んっ」
長い...キスってこんなにくるしいものだったっけ？
耐えきれずに口を開くと、徹の舌が私の口の中に入ってきて小さく悲鳴をあげる。
「んっふ、、はぁ...」
遂に徹の唇が私の唇から離れた。
「ねぇ、ビックリしたんだけど...」
「ごめんごめん！俺は初めてだったんだけど、Aは2回目なんでしょ？だから消毒。」
初めて...ということは徹は今まで付き合ってきた誰ともキスしてないってこと？
驚いて徹を見る。
「キスはね、Aと最初にしたかったから。Aの初めては岩ちゃんに取られたけど！！」
「でも、本当に好きな人とのキスは初めて。ちょっと、、激しいのも...」
二人で笑いあって満天の星空を眺める。
私の心の奥底にしまっていた本当の気持ち。
これからは絶対に君に伝えていきたいな。
〜Fin〜
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おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
