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一との通話が終わり、私は、ベッドの上で立ち上がった。
コートと、スマホを片手に、階段を飛び降りて、外へ出る。
きっと徹はもう家に帰っているだろう。
徹の家までは徒歩5分。
その道を、全速力で駆け抜ける。
一のおかげでもやもやが晴れた。気持ちにケリ、つけられた。
この気持ちは、今は、どうも抑えられそうにない。
ずっと。徹が初めて女の子と付き合い始めたって、聞いたときから。
その時から、自分の心の奥深くで、封印してしまっていた気持ちが、今になって溢れ出す。
私は、徹が好き。どうしようもないくらい。
今は、それを伝えたくてしょうがない。
ずっと前から、この気持ちに私が気づいてしまったら、徹との関係が壊れてしまうかと思って、ずっと、気づかないふりをしていたこの気持ち。
振られたって、悔いはない。
好意があるような素振りを見せながら、徹の手を振り切って逃げちゃったことも、謝らなきゃ。
「ついた．．．．．．はぁ、はぁ、」
玄関の前で息を整える。
深呼吸をして、インターフォンを鳴らした。
「はーい、」
徹ののんきな声が聞こえてきた。
「あ、あのっ、Aです」
「え？A！？まって、すぐ出るから」
私が名前を告げると、徹は慌てたような声色になって、インターフォンは切れた。
ドキドキ
胸が異常なほど早く鳴っている。
ガチャ、
ついに、徹の家の玄関の扉が開いた。
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おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
