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岩泉 side
悪いことしちまったかもな．．．
1人、部屋に取り残された俺は、そんなことを考えていた。
Aが心のどこかで及川のことを好きなのも、及川がAへの気持ちに蓋をしているのも、俺は知っていた。
中1の夏、あの瞬間、Aに対する気持ちを知ってしまったときには、どうしようもないくらい落ち込んだ。
最初から手が届く訳ないやつを好きになるってのは、本当に辛かった。
早くお互いが自分の気持ちに気づいて、俺はこの気持ちを隠しきって、気持ちよく友の幸せを祝いながらこの恋を諦めたかった。
でも、あの2人はどれだけ待っても気持ちに蓋をしたままだった。
”そんなに、及川の話しすんなら、早く付き合えよ”
”今回の彼女も、本気じゃないって、わかってるくせに”
自分ではどうしようもない苛立ちに、気づけば俺は、Aに気持ちを打ち明けてしまっていた。
それが、OKされるなんて、誰が思うかよ。
長年ずっと思ってきた相手。
そんなやつが、キスをねだってきて、しねえやつがいるかよ。
俺は、最悪な人間なのかもしれない。
そう思いながら、俺は目を閉じた。
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おかし(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます...！ツンデレ上手く書けているでしょうか...？読んでいただきありがとうございます (2020年12月1日 7時) (
レス) id: f0d3aae6e9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - ツンデレ岩ちゃん好きです！どこもかしこも男前だなぁ (2020年12月1日 7時) (レス) id: 94d4b08854 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかし | 作成日時：2020年11月29日 17時
