ミコトバコンビの新たな出会い〜異世界編〜【いみちぇん合作】

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甲斐side

ぐっと奥歯を噛み締める。

これが人間や同じ妖なら、一瞬で、一瞬で倒すのに！

「ミコトバヅカイの名にっ、……光？」

突然、光が術を使わせてくれなくなった。

どうして……！

「甲斐、夢中になりすぎだ。さっき連想の術を使えるようにして、今、これだけ使って、留めも甲斐が差す。」

あ……。そう言えば。

「今ここでこれ以上術を使うなら、まちがい無く甲斐は『死ぬ』よ？」

「……ごめんなさい。つい。」

「つい、は命取りになる。気を付けて。ほら、あとは皆に任せよう。」

光の視線の先には、いつの間にか沙彩さんたちが。

「ミコトバヅカイの名において、風華寿ぐコトバの力！」

『協力』を『力』に！

みなさん、後は任せます！

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