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93. ページ43

『明日は非番らしいし、出かける約束したのはいいけど...。』



陣平さん目的で長野に来たから、その他のことなんて頭にもなかった。



観光でもしようか、どうしようか。



ぼーっとホテルのテレビを眺めながら、ふと考える。



『...そういえば、新一くんデート誘えたのかな。』



今日は12月23日。



何も聞いていないが、蘭ちゃんから送られてくるメールが妙に弾んでいるため、恐らく誘えたのだろう。



『私も陣平さんとクリスマスにお出かけ、したかったな。』



警察なんだもの。



休みを移動なんてできない。



そう言い聞かせるも、やっぱり寂しくて、警察に恋した私を酷く憎んだ。

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作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月17日 22時

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