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77. ページ27
「先輩!助けてください!」
そう電話をかけてきたのは、今日萩原さんとデートするはずの後輩ちゃん。
『何、どうしたの?』
「今日のコーデが決まらなくて...もし萩原さんの好きなコーデの系統じゃなかったらどうしようって...結局好きな系統聞けなかったし。」
『もう...ヘタレってやつだよ、それ。』
「酷いですよ...。とりあえず、どうすればいいのかわかんなくて...!」
あんなに苦手そうに距離を置いていたのに、結局萩原さんのことは苦手じゃないんだろうな。
この子人見知りだし。
『大丈夫だよ。萩原さんなら何着てっても可愛いって言ってくれるから。』
「そうですかね...。」
『私が保証する。大丈夫だって!』
「...わかりました。先輩の言うこと信じます!」
『今日のデート、楽しんでおいで。』
「で、デート!?」
あたふたしているところが後輩らしくて、この子の可愛いところだと思う。
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作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月17日 22時