検索窓
今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:33,175 hit

77. ページ27

「先輩!助けてください!」



そう電話をかけてきたのは、今日萩原さんとデートするはずの後輩ちゃん。



『何、どうしたの?』



「今日のコーデが決まらなくて...もし萩原さんの好きなコーデの系統じゃなかったらどうしようって...結局好きな系統聞けなかったし。」



『もう...ヘタレってやつだよ、それ。』



「酷いですよ...。とりあえず、どうすればいいのかわかんなくて...!」



あんなに苦手そうに距離を置いていたのに、結局萩原さんのことは苦手じゃないんだろうな。



この子人見知りだし。



『大丈夫だよ。萩原さんなら何着てっても可愛いって言ってくれるから。』



「そうですかね...。」



『私が保証する。大丈夫だって!』



「...わかりました。先輩の言うこと信じます!」



『今日のデート、楽しんでおいで。』



「で、デート!?」



あたふたしているところが後輩らしくて、この子の可愛いところだと思う。

78.→←76.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。