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9. ページ9

『えっ...?』



そのまま乱暴に向きを変えられ、出口まで向かわされる。



開放されるんじゃないのか。



もしかして、このまま銀行やほかのショッピングモールに行って、また私が人質になるんじゃ。



『いやっ...!』



「抵抗すんなよクソガキ。お前なんかこのナイフあれば一発だぞ。」



首元に光るソレが私の体を這う。



動くことなんてできなかった。



そのまま犯人に身を任せ、ゆっくりと出口へと近づく。



もう少しで外へ出る。



そのまま車に乗せられて次の所へ向かわされるのかな...用がなくなったら殺される...?



そう考えた。



その時だった。



運命の人の声が聞こえたのは。

10.→←8.



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作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月13日 19時

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