夕刻、君を追いかける【名探偵コナン】 (ページ34)

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『やっぱり夜は涼しいなあ...。』

昼もこのくらいの気温が続いて欲しいものだ。

まあ家にも教室にも生徒会室にもエアコンはあるのでいいけど。

エアコンの無い教室でしている委員会には毎回クレームが入ってる。

そんなの生徒会でできることじゃないっつの...。

コンビニに寄ってアイスを買って、公園で食べようと思い立った。

アイスはふたつに分けるものが好き。

ふたつも食べれて得した気分になるから。

『食いしん坊みたいな発想だな...。』

コンビニに入ると、涼しい空気がふわっと入ってきた。

アイスを選び、ついでに飲み物も買う。

『...松田刑事は、どんな飲み物が好きなのかな...。』

ああ、ダメだ。

完全に恋してる。

そんな自分に呆れながらも会計を済ませて、公園へと向かった。

その時だった。

「おい、A！」