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31. ページ31

「君、喜怒哀楽激しいね。」



『えっ!?』



今までスマホに熱中していたからか、目の前にいる人に気づかなかった。



「ああ、ごめんね。これ、落としてたから。」



そう言って差し出されたのはハンカチ。



多分机に出したまま肘で押して落としてしまったんだと思う。



『ありがとうございます!』



「いいえ。...あれ、君...。」



『はい?』



少しだけ私をじっと見て、その後笑顔になった。



「やっぱりなんでもない。急にごめんね。」



そう言って去っていった。



顎髭があってかっこいいのに、何故か雰囲気は可愛い。



どういうことだ?






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作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月13日 19時

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