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77話 デジャヴ ページ48

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貴「やばいやばい
早くしないと休憩入っちゃうっ...!」

丸井くんと別れて給湯室まで走る



貴「はっ、ったく、なんでこんな遠いわけっ...!
無駄だよこの広さっ...!」

なんて文句を言いながらも給湯室に到着
勢いよく扉を開ける


ガンッッッ!!!!

?「ってええぇぇぇぇぇ!!!」



!!?
え、なに!!
誰だよ給湯室なんかにいるやつ!!

貴「えっ、誰!!?」


そうして給湯室を覗くと、
いつぞやのわかめ頭くんが扉の前に座り込んでいたようで、私が勢いよく開け放った扉に激しくぶつけたであろう頭をおさえてうずくまっていた

あちゃー
痛そうだな、これは...

いや、私は悪くないでしょ
うん悪くない←



とは思うけど一応謝っておくか...

貴「あー、ごめん...
頭、大丈夫?
怪我してない?
てかなんでここにいるの」

赤「いやっ、大丈夫ッス
俺がこんなとこに座ってたのがいけねぇんだし...

あ、えっと
部長が鈴原先輩のこと呼んで来いって...」


貴「部長...?

あ、あぁ...
あの見かけ優しそうだけど中身真っ黒な人?」


ちょっと周と雰囲気似てたから覚えてる
やだねぇ、あんなんが2人もいるなんて
疲れるったらないわ

赤「よくんなこと言えますね...」

頬をひくつかせて怯える切原くん
そんなに怖いんだ、あの人
うちの部長が手塚くんでよかった、切実に


貴「で、用件はなんなの?
ドリンクとタオルなら今から用意するから待ってね」

赤「いや、それじゃないッス
なんか、試合がしたいらしいんスけど、審判がいないから先輩にやってほしいとか...」


いや、私自己紹介のとき言わなかったっけ
テニスの知識なんてないって言ったよね
話聞いてなかったんだね、ちくしょー魔王

貴「はああぁぁぁ...
あ、ごめん切原くん
審判は無理だって伝えてくれる?

ったくちゃんと話聞けよ腹黒魔王((ボソッ」

赤「う、うッス」


そう言って給湯室を出ていこうとする切原くんの襟首を、私は、引っ張って止めた

赤「ぐえっっ!

ちょっ、何するンスか!」


貴「ほら、私言ったでしょ?
給湯室付近にいたやつは容赦なくこき使うぞって
てことで、君にはお手伝いをしてもらおう^^」←



切原くんの顔がまたひきつった←
別にとって食ったりしないっつーの

.

78話 赤也くん→←76話 サボリの理由



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NUTTY(プロフ) - 黒とーまんじゅさん» それな( ´-ω-)σ← (2015年8月22日 9時) (レス) id: b0c3bd3f5c (このIDを非表示/違反報告)
黒とーまんじゅ(プロフ) - それが各校に最低6人いるから参った参った← (2015年8月21日 13時) (レス) id: aef95d60b3 (このIDを非表示/違反報告)
NUTTY(プロフ) - 黒とーまんじゅさん» あ、なるほど(察し)← でもテニプリもそうなんだよね、あいつらのキャラは大変なんだ... (2015年8月21日 13時) (レス) id: b0c3bd3f5c (このIDを非表示/違反報告)
黒とーまんじゅ(プロフ) - 皆個性が強すぎ← (2015年8月21日 13時) (レス) id: aef95d60b3 (このIDを非表示/違反報告)
NUTTY(プロフ) - 黒とーまんじゅさん» ハイキュー!!キャラ分かんないの? (2015年8月20日 8時) (レス) id: b0c3bd3f5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NUTTY | 作成日時:2015年4月21日 23時

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