私の幼馴染はとにかく黒い part.2 【テニスの王子様】

68話 このままで ページ39

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貴｢いやぁー

でも、あれだね
お風呂なんて何年ぶりだろうね｣

周｢え、Aお風呂入ってないの...？｣(真顔)←

貴｢真顔で言ってんじゃねぇクソが
しかもなに若干遠ざかってんだよおまえ
風呂に入ってないわけないだろアホか｣


2人でって意味だよね、この場合はさ
どう考えてもそうだよね
おかしいのかなこいつ
あ、そっかおかしいんだった←

周｢冗談に決まってるじゃないか＾＾｣


貴｢あなたの冗談は冗談に聞こえません｣


まったく、こいつは本当にめんどくさいな
私はこいつと喋る度に疲れなきゃいけないのか、
そうなのか、ちくしょー←


周｢でも、本当に久しぶりだよね
こうして2人で入るのって...｣


貴｢まあね...｣


私達だっていつまでも子供じゃいられない
体は自分の意志とは関係なく成長していくものだ
体つきが変わっていけば接し方も変わってくる
周だって、私より背が高くなったりしてからは昔より大分優しく接してくれる

でも、なんかそれってくすぐったい
こうして考えると余計にね


いつまでも幼馴染みなのは変わらない
けど、やっぱりなんか、ね...

周｢A？
どうしたの、難しい顔して
頭悪いんだから1人で考えるのはやめなよ｣

聞き捨てならねぇなぁ、おい←


貴｢えー？
誰の頭が悪いってー？｣

私別に悪くねぇし
結構いい方だし


周｢あれ、聞こえなかった？
Aのスカスカな頭じゃ考え事なんてできないから、
やめておきなよって言ったんだよ＾＾｣









うっっっっっぜぇ...

貴｢お、ま、え、なぁ...！！｣


そんなこんなでやいやいと言い争い、
私が逆上せてしまい勝者は周となった

ちっ、不本意だ←


でも、今はまだこれでいいんじゃないかな
まだ楽しくやっていたいよ、周とは
喧嘩だってときにはするさ
現にこの前、ってか昨日したけどね
けどさ、それでいいんだよ
今はまだ大人ではないからさ


まだ、楽しくやっていていいんだよ...



着替え終わって周がいるベンチに横になった

貴｢んー、

しゅー、膝かしてー｣


周｢はいはい
まったく、しょうがないなAは＾＾｣


まだ、こんなんでいいよね？

貴｢ねぇ、周？｣

周｢ん？｣

貴｢楽しいね...｣



周｢...うん


そうだね...＾＾｣


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