今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:31,728 hit
小｜中｜大
十三話 ページ13
.
Aが家に帰ると、自宅の窓から光が漏れだしていた。
両親が帰宅していたのだ。
「ただいまー」
「お帰りなさいAちゃん」
玄関をくぐった先で待っていたのは、父だ。
少し皺がよった優しそうな顔をしている。
「お母さんが今、晩御飯を作っているよ」
そう言われてAの頭にはピンクのエプロンを着けた母が浮かぶ。
「なら、僕は自分の部屋で待ってるね」
Aは階段を上り、二階の自室へと向かう。
部屋につくなり、鞄の中から例の宝石を取りだす。
相変わらず光に透かすとキラキラと光る。
「……やっぱり、ストラップとかにするのは危ないか……」
今日の出来事を思い出す。
鞄のストラップにしていたが、この宝石は落ちてしまい危うく無くすところであった。
一応、一度地面に落ちてしまったので、念入りに布で宝石を磨く。
そうすると、それは先ほどよりも少し綺麗に輝いた。
「Aー、ご飯よ！」
部屋の外、一階の方から母の声がした。
夕食の用意が出来たらしい。
Aは机の上に宝石を置いて、急いで一階へと向かった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：美男高校地球防衛部LOVE! , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薇(プロフ) - もっちり兎さん» 有り難うございます！これからも可愛く、面白く書けるよう努力します！ (2017年4月2日 22時) (
レス) id: c25bec0eb9 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり兎(プロフ) - なんだか可愛いくて、おもしろいです！楽しみにしてます！ (2017年3月20日 0時) (レス) id: e54c16753f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薇 | 作成日時：2016年7月21日 2時
