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ym side

慧ちゃんとちゅっちゅとキスをして、そのうち、ちゅーっなキスになって、ただいま、べろんべろんなキスを堪能中。

とろんとした目で、一生懸命に舌を絡めて来る慧ちゃんのキスはいつの間にかレベルがあがってて、下半身にダイレクトにクる。

「んっあっああっ・・・んーっんっ」

ちょっとでもくちびるが離れると、もれる甘い吐息と、キスをせがむように尖らせるくちびるが可愛くて仕方がない。

慧ちゃんをそんな風にしたのは自分だと思うと、たまらなく興奮する。

なーんて、甘い空気をかき消すようにドアがどんどんと力強くノックされた。

有「人に水着を買いに行かせてまさか、中でふらちな事をしてるんじゃねーだろうなぁ!」
知「だろうなぁ!」

ふはっ

ふたりで目を合わせて笑ってしまった。
最後に触れるだけのキスをする。

ドアを開けたら、ビニール袋を持った大ちゃんと知念が仁王立ちしてる。

山「大ちゃん、仕事が早いから」
知「・・・してたな」
有「うん。えろいにおいがする」
伊「におい?」

俺をひとにらみしてから知念が、みんながいる所へ“えろいにおい”がよく分からなくて、はてなマークが飛んでる慧ちゃんを引っ張って行った。

有「仲直りしたのか」
山「まあ。ね」
有「慧と付き合うのは大変だと思ってたけど、山田と付き合う慧が大変なんだな。面倒くさい山田には慧みたいのがちょうど良いってのが分かった」
山「まあ。ね」

あきれたように笑う大ちゃんと並んでみんながいる所に行って、大ちゃんが調達して来た水着を各自、選ぶ。

慧ちゃんには俺がチョイスした裾が膝まであるタイプの水着を渡す。本当は上半身も隠したいんだけど、まぁ、しょーがない。

山「って、慧ちゃん!ストーップ!」
伊「ふあぁっ!なっなにぃ?」

俺の大きな声に動きが止まったけど、慧ちゃん!何、ズボンを脱ごうとしてるのさ!

みんながいる所で水着に着替えたら、意味ないじゃん!

山「お風呂で着替えて来て!」
伊「もぉー!はいはい」

慧ちゃんが水着を持って、お風呂場に消えたら、みんないっせいに着替えをはじめた。

メンバーの裸なんて見たってなんとも思わないけど、やっぱり慧ちゃんの裸は誰にも見せたくない。

と思ってズボンを脱ごうとしたら、お風呂場のドアが開いた。

伊「山ちゃんも着替えはお風呂場でして!皆に見せたらだめだからね!」
山「・・・はい」
伊「よしっ!」

バタンと閉まったドア。
ぬるい目をしたメンバー。
にやける俺。

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作者名:昨日 | 作成日時:2024年3月14日 16時

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