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in side
家は隣になのに、送ってくれた高木。
誕生日パーティーで会う約束をして、自分の家に帰る。
伊「ただいまー高木、いたよー」
薮「おかえり」
八「家に来てもらえば良かったのに。部屋の前で待ってて寒かったんじゃないの？」
伊「んーちょっと考えたい事もあったから」
リビングに入ってそんな事を言ったら、薮がじーっと俺を見てるのに気が付いた。
薮「考えたい事って？」
伊「まぁ、色々」
薮「・・・光、ついに慧が思春期か？」
八「同じ年だから(笑)」
ソファーに並んで座ってる寂しそうな薮と、笑ってる光の間にぐいぐいお尻を差し入れて、座る。
色々、考えたら思春期なのか？
思春期ってなんだ？
伊「俺、思春期なの？」
八「違うから」
薮「第一次成長すらまだしなくていいから」
また、難しい言葉を薮が言うもんだから、ますます話が分からなくなる。
今日、色々、考えた結論は高木の舞台を見に行くのは諦める事と、恋と愛の違いについて考える事は止める事だ。
あと、高木の誕生日パーティーについて考える事。
伊「早く、誕生日パーティーしたいなぁ」
薮「だな」
伊「また、お酒を飲むんだろ」
薮「そりゃ飲むなぁ。誕生日だし大目に見ろ」
伊「まぁ誕生日だからな」
高木の誕生日は、高木は舞台があるから来るのが遅くなるって言ってた。
先にご飯食べててって言ってくれたけど、主役が来ないのにパーティーは、はじめられない。
高木が来るまで我慢だな。
伊「光、一緒にハンバーグ作ってもいい？」
八「もちろん。手伝って」
伊「うん」
八「チーズ入れて、プチトマトを飾る？」
伊「いーね！いーね！」
あんまり食べちゃうと、お腹がぽこんってなっちゃって、舞台で裸になる時、恥ずかしいかなと思ったけど、高木のお腹はぺったんこなの今日、確認したから大丈夫。
いっぱいハンバーグ作ろう！
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作者名：昨日 | 作成日時：2024年3月14日 16時
