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ドラマ詐欺 ページ9

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もうすぐ薮の誕生日。
みんな来てくれる約束をしたから、ワクワクしながらベッドに入ったら思い出した。

考えないといけない事。

それはツアーがはじまる前からはじまった・・・

やだ!
やだ!
やーだ!

って何回も言ってるのに、今日も言って来た。

ずっと前からいるマネージャーさん。
優しくて俺がわがまま言っても怒らないで、俺の気持ちが落ち着くまで、待ってくれるおじちゃんだ。

だけど、いやなものはいやだ。

俺はひとりの仕事はしない。
グループの仕事しかしたくない。時々、2人とか3人での仕事はあるけど、本当はそれもしたくない。

しないってか、できない。

なのに・・・

「ドラマに出ない?」

って、言われた。

出ないー!

ドラマ!?
俺が演技なんか無理だし、ひとりでなんか絶対無理だし。

「本当にちょっと出るだけ」
「事務所の先輩が主演で、現場で一緒だよ」
「皆でお茶を飲みながらお菓子を食べるだけ」
「慧くん、そのまんまで良いんだよ」

って、言ってくる。

なんでか分からないけど、今回はしつこい。
嫌だって言っても何回も言って来る。
ツアーがはじまっても、年が開けても、ちょいちょい俺がひとりでいる時に言って来る。

薮と光に言っても「嫌なら断っていい」って言うだけ。

だからドラマにいっぱい出てる山ちゃんに相談する事にして、山ちゃんの部屋に遊びに来た。

大阪から帰って来て、山ちゃんは仕事が忙しいみたいだけど「おいで」って言ってくれた。

俺の恋人は優しい。

伊「涼介、好きー!」
山「ふはっ、いらっしゃい。俺も好きだよ」
伊「やったぁー!」

玄関で抱きついて、ちゅってキスをする。
クリスマスイブにえっちをして、そのあと色々あったけど、俺たちは、らぶらぶど真ん中な恋人だ。

玄関は靴を脱ぐ所がちょっと低いから、山ちゃんとキスしたら、口がおんなじ位置にあるから、キスしたくなっちゃう。

ぎゅって抱きついたら、ぎゅってしてくれたから、胸がほわんってなる。

伊「福岡に行ったら、何食べる?」
山「んー、ラーメンでしょ」
伊「だよね!マストマスト!あとは?」
山「って、なんか相談があるんじゃないの?福岡で、何を食べるかの相談?」
伊「あ”ー!!」

山ちゃんに会えたのが嬉しくて、忘れた!
大阪でも仲良くして、また、福岡も仲良くできるって思ってたら、大事な事を忘れた!

リビングに行くのに手をつないでくれた山ちゃん。

山ちゃんは優しい。
山ちゃんは俺を好き。

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作者名:昨日 | 作成日時:2024年1月20日 9時

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