ドラマ�� ページ42
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今日はドラマの撮影。
朝から、ちょっと緊張。
最初は、すっごい緊張だったけど、ちょっとの緊張になったから、だんだん慣れて来てるのが自分で分かって、ほっとする。
最後のクランクアップまで頑張って、ミタゾノさんのパンツを見せてもらうのを目標にしてたけど、みんなでサウナ&露天風呂にも行けるから、ヤル気満々だ。
伊「ごめんね。付き添いありがとう」
知「一緒にこれて嬉しい。ミタゾノさんを生で見れるし、楽しいから、慧ちゃんのひー坊も可愛いし」
伊「ふへっ。ひー坊可愛いよね」
にこにこしてて、ちょっとどんくさくて、ドジっ子でみんなに愛されるひー坊くん。
知「ふはっ」
伊「なに？」
知念が笑い出した理由が分からなくて、顔をのぞきこんだら、ぐいって顔を近づけて来て、鼻と鼻がくっつきそうになる。
知「慧ちゃんにぴったりな役だよね。ひー坊って」
伊「そう？」
知「うん。はちゃめちゃ可愛いんだもん」
伊「知念の方が可愛いじゃん」
知「慧ちゃんが可愛いよ」
伊「知念が可愛いから」
ばしっとおでこをはたかれて、はたいた人を見たらミタゾノさんになってる松岡くんだ。
はたかれた所を自分で撫でて、むうーって顔したら、今度は知念のおでこもはたいて、ため息をついて口を開いた。
松「いい年したふたりがお互いに可愛い可愛い、言い合うな！」
伊「・・・だからって、たたかないでください」
松「教育的指導と愛情だ」
伊「ぶう」
松「まーた可愛い子ぶる！」
今度は頭をぐしゃぐしゃにして来た松岡くんは笑ってる。
最初はちょっと怖いと思ってたけど、今は怖くない。いじわるな事を言わないって分かったし、口は悪いけど、優しい。
メンバーにするみたいには甘えられないけど、ちゃんと俺を甘やかしてくれる。
知「慧ちゃんが楽しそうで良かった」
伊「うん。やって良かったドラマ」
やりたくなかったドラマだけど、今はやって良かったと思ってる。一緒にいてくれるメンバーのおかげだし、松岡くんのおかげだ。
ありがとうって思いながら、知念の腕にしがみつく。知念の肩におでこをくっつけたら、知念が嬉しそうに笑った。
「お前は可愛いな」
ぼそりと聞こえて来たのは松岡くんの声？
「ツンデレ」
さらにぼそりと聞こえて来たのは知念の声？？
なんか良く分かんないけど、ほんわかした空気な事は分かったから、まあ、いっかぁ。
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作者名：昨日 | 作成日時：2024年1月20日 9時
