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ym side

慧ちゃんから写真が送られて来た。

ミタゾノさんな松岡くんと慧ちゃんのツーショットと、薮ちゃんも写ってるスリーショット。

慧ちゃん、楽しそうに笑ってる。良かった。

すぐに電話したら、慧ちゃんがすぐに電話に出た。その声は明るいから、ますます良かったって思う。

山「お疲れさま」
伊「うん。疲れたぁ!」
山「ふはっ」
伊「涼介も、お疲れさま?」
山「うん。疲れたぁ」

慧ちゃんのまねっこをしたら、慧ちゃんが笑ってくれた。

慧ちゃんの初めてのドラマ。
今日は付き添いしたかったけど、自分の仕事があったから、しぶしぶ、薮ちゃんに譲った。

ドラマの撮影の時は絶対、行く!って、マネージャーにプレッシャーはかけてるけど。

伊「楽しいよ。松岡くん、ちょっと優しいし。今日は薮もいたし、やって良かった」
山「そう、良かった」
伊「うん。次は撮影だから、ちょっと緊張してる」
山「心配だよね。ドラマの撮影が終わったら、どこかに出掛けようか?」
伊「あっ!クランクアップね!」

ふははっ

どや顔してる慧ちゃんが見える。
“クランクアップ”覚えたんだなぁ。覚えた事は、すぐに使いたくなるんだから。

可愛いなぁ。

伊「お出掛けはしなくていいから、家に来て!」
山「慧の家?」
伊「そう。みんなでご飯、食べようよ」
山「まぁ、いーけど」
伊「松岡くんも呼んで、みんなでご飯!」

すっかり松岡くんと仲良くなったみたいで、ちょっとというか、だいぶ、ヤキモチを妬く。

顔合わせで、慧ちゃんの家に松岡くんが来たのは知ってたけど、なーんか、もやもやする。

山「みんなで?」
伊「うん!クランクアップしたら、ミタゾノさんのパンツ、見せてくれる約束だから、みんなで見ようよ!どっちだと思う?男の人のパンツか女の人のパンツか」

なーんか、安心した。

慧ちゃんのドラマに対するエネルギー源は、ミタゾノさんのパンツかあ。

普通に男らしいパンツだと思うけど。

伊「あと、みんなにいっぱい誉めて欲しい。涼介には、頑張ったご褒美にキスして欲しいなぁ」
山「・・・」
伊「くちびるだけじゃなくて、色んな所にキスして欲しい」
山「・・・喜んで」

ふへへって嬉しそうに笑う慧ちゃん。

急な、えろ路線。
相変わらず緩急がえげつなくて、やばいから。

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作者名:昨日 | 作成日時:2024年1月20日 9時

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