【先輩達とお話】 ページ8
「へぇ〜、てんしちゃんって旅してたんだ」
『まぁ…結構長く』
「俺と会ったのも旅してた時だった…よな？」
『はい、たまたまでしたね』
うん、あの時はビックリした、吸血鬼なんて珍しいから
「どんな感じで会ったの！」
『えっと…依頼…とかで？』
「なに、そのあやふやな感じは」
「あー、俺がその時住んでた場所に星達が来たんだよ」
「なんで？」
「さぁ？俺にも分かんね」
お金に目がくらんで依頼受けたとか言ったら殺されそう
『…人助け…みたいな？』
「葛葉の所に行くのが？」
『はい、そんな依頼でしたので』
葛葉さんが住んでた廃墟の様子を見るだけでしたけどね
「へぇ〜？じゃあ、ローレンとは？」
「あぁ〜…あれはヤバかったわ」
『ふふ、あれはつい好奇心で』
「それはそれでヤバいわ」
懐かしいなぁ…あの時の私は、相当ヤバかった
「えー、僕にも教えて？」
『うーん、簡単に言えば牢屋の中に居た蛍を連れ出して、ローレンさんに追いかけられた…よね？』
昔の事だからうろ覚えだけど、
蛍と色んなことを話して、なんやかんやあったんだ
「俺に聞く？まぁ、そうだったけど」
「えー！どうやって！？」
『簡単ですよ、蛍とトランプを入れ替えただけです』
「無理じゃね？」
『えー…？マジシャンならできますよ？』
「できないだろ、あれは」
ふふ、簡単なのに
「星ちゃんって、」
『はい？』
「魔法使えたりする？」
『！』
あれ…？怪しまれてる…？
「あー、俺も思ったわ。
マジックとかではないわ、あれ」
「それな、あれはマジックでもなんでも無い、魔法だわ」
『くすっ…マジックですよ？ただの
なんなら、今から見せましょうか？』
「いいの！？」
『ふふ。はい』
「見る！」
簡単なのにしよっか…
『じゃあ…』
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月雫(プロフ) - きょきょさん» コメントありがとうございます！刺さってくれて嬉しいです！笑 (9月30日 1時) (
レス) id: 41e9467f43 (このIDを非表示/違反報告)
きょきょ - うわぁ〜！マジシャン系の子がタイプすぎてやばい、尊すぎる (9月30日 0時) (レス) @page14 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星 | 作成日時：2023年7月9日 20時
